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2016年09月28日更新

自分の知らない自分に出会える。前世療法ってこんなでした。

人生に行き詰まりを感じたり、立ち止まってしまった時には、普段は気付いていない本当の自分の気持ちを知ることも必要かもしれません。自分の気持ちに出会うツール、「前世療法」を試してきました。

前世療法

いろんなことがうまく行かなくて人生に行き詰まりを感じたり、「やりたいこと」が思い浮かばずに立ち止まってしまうときってないですか?……私はあります。実はこの春、目を悪くしてしまい、PCに向かうのが嫌になったのですね。以来、「これからどうやって生きていこうか」と悶々とした日々を送っているのですが、そんな中、「前世療法を試してみたら?」と勧める声があったので体験してまいりました。

 

前世療法は催眠療法の一つ

訪ねたのは、品川にあるヒプノセラピスト・藤井裕子先生のサロン。

さまざまなメニューがある中でも、一回で前世療法を体験できるという『前世ロングセッション』(2時間~2時間半程度3万8000円・税込み・要予約)を選びました。

ヒプノセラピーサロンフェイス

 

「前世療法というのは、欧米で研究が進んでいる心理療法の中でも『ヒプノセラピー(催眠療法)』と呼ばれるものの一つです。私たちの意識は90%以上が無意識(潜在意識)に占められているとも言われているのですが、ヒプノセラピーではセラピストの誘導によってクライアント様ご自身が無意識の領域にある問題の原因にアクセス。原因に向き合うことで様々な症状の改善を目指します。無意識には『過去生』の記憶もあるとされており、解決したい悩みに合ったテーマを決めて前世を体験し、その気づきから問題の解決を目指すのが前世療法なんです」(藤井先生、以下・同)

 

前世藤井先生
藤井先生

 

前世療法自体は数年前に話題になったので、私も話は聞いていましたし、知り合いに体験者もいました。が、当時は「自分の前世が何かを知ったからと言ってどうなるの?」という思いもあったし、「人類皆兄弟」という考えから、「生まれ変わってまで個人に固執しなくてもいいのでは?」と興味を持ちませんでした。

しかし、今回様々な書籍を読む中で改めて前世療法という言葉に出会ったときに会っていた友人がたまたま経験者で、「前世の映像がまざまざとよみがえり、今の自分があるのはこうした前世に由来するのかと目からうろこが落ちる思いだった」とまで言ってきたので体験を決めたのでした。

 

α波で「無意識」にアクセス

「前世療法では、セラピストの言葉の誘導によって、α波というリラックスしながらも集中力が高まっている脳波状態になります。α波になると、クライアント様自らが普段はアクセスできない自分自身の潜在意識にアクセスすることができるので、多くの方が『ちゃんと意識はあるのに、答えが浮かんできてとても不思議な感覚でした』とか、『心のもやが晴れました』などのお話をなさいます」

先生によると、潜在意識には60~80の過去生があるそうで、「前世療法では、そのときのテーマに適した前世に誘導する」のだとか。そこで、私も今の悩みの「答え」を得る「過去生」に誘導していただくべく「言葉」を選んでいただて、セラピーに入りました。

説明する藤井先生

 

まずはベッドに横たわり、目にタオルをかけていただいて、余計な情報を遮断します。部屋には静かな音楽が流れていて、知らず知らずに体はリラックスしていきました。

 

「最初に直感を出す練習をして前世療法の体験度を上げていきますね」と言うと先生は矢継ぎ早に、「あなたの好きな人は?」「親友は?」「嫌いな人は誰ですか?」などというふうに、質問を繰り出してきました。

「直感で答えればいいですから」と言われたので、あまりよく考えないで口に出していったのですが、自分でも「え、こんな人が?」という名前を口にしているのに気づいて驚きました。

 

続いて、「過去にさかのぼっていきますね」と先生にいざなわれて今の人生を数年単位でさかのぼります。

「今、10歳です。どんな景色が見えますか?」「今日のテーマに関係すると思われる印象的な出来事はありましたか?」などと声をかけていただくのですが、すると本当に「その頃の景色」がまざまざと思い出されてきて、「ああ、そういえばそんなことがあったな」とか、「こんなことを考えていたっけ」と忘れていた記憶がよみがえってきました。

 

その後、さらに乳幼児期から生まれた瞬間までどんどんさかのぼったのですが、私自身、生まれたときの病院の様子や、当時の思いまで記憶していたのには、冷静に驚きました。

「へえ、自分って意外と覚えているものだなあ」という感じです。しかも思い出した内容や感覚が、両親や周りの人たちに「いつくしまれて大切にされていた」というものだったので、気が付くと自然に涙ぐんでいました。とはいえ、心から「実感」して涙ぐんでいるのではなくて、その情景を冷静に「見ている」感じの中で「体が勝手に反応して、涙を流している」といった感じでしょうか。

 

「過去世」はひねりだす感じ

セラピーでは、いよいよ「過去世」に向かいます。

 

「今あなたは10歳です、どこで何をしていますか?」と聞かれると、頭の中ではいろりのようなものを囲む部屋に家族と佇むイメージが浮かんできました。

「何時代ですか?国はどこですか?」と聞かれたのですが、自分ではよくわかりません。ただ、赤の矢型模様の浴衣のようなものを着ているので、現代ではなく、また外国でもないのだろうなとは思いました。その後の様子から「明治時代かも?」ということになりましたが、それは次第にわかっていく感じでした。

 

さらに、先生は私にどんどん質問を繰り出してきて、折々の「今の状況」を探らせます。「今度は10歳になりました」「どこにいますか?」「20歳になりました」などというふうに時代もどんどん進めていくので、私は必死になって状況を「ひねり出す」という状態です。

ただ、不思議なもので聞かれると頑張って答えようとする気持ちになり、映像がなにかしら見えてくるのですね。自分で「体感している」というよりは、「俯瞰して見ている」という感じです。ただ、そのときの気持ちを聞かれると「~~のようです」と答えられる範囲ではあったので、「その人物」は確かに私なのだろうなとは感じました。

 

前世療法モデル
セラピーの様子(イメージ)

 

また、自分を見つめるときには、取り囲む「登場人物」も出てくるのですが、中には知っている人もいましたし、知らない顔もありました。前世療法体験者の中には、これをもって、「自分と関係深い人物は、時代を超えて(現世も前世も)関係するソウルメイトだ」という人たちもいるようです。でも、答えているのが「今の自分」なのだから、今の自分に関係ある人が登場するのは当然とも思いました。

 

知らない自分が答え始める

最後に先生の問いかけで、私がこの「生」で学びたかったのは、「勉強すること」だと知りました。「知った」というか、自分の口がそう答えていたのですが……。

というのも、「前世の私」によると、「勉強は楽しいもので、好き」らしく、今の私が「できないからしない」と思っているのとは大違い。しかも前世の私は、今の自分の年には「後輩を指導する立場にあり、そのことに気持ちを傾けて」いました。

これもまた私が自分の口で答えていた内容なのですが、答えながら思ったのは、「私は、今、後輩を指導する立場&年齢なのに、フリーという職業に甘んじで『どう生きればいいのか』など自分について悩むだけで、誰も指導してないな」ってことでした。さらに、その「事実を感じた」というよりは、「本来ならば、もう経験したことを教えてゆくべき時期にきているのに、おこなっていないことに私は、内心引け目を感じているのかもしれないな」と冷静に思ってもいました。つまり、普段はあまり考えたりしない「自分の思いのひとつ」に答えながら、自分自身で気づかされたという感じです。

 

こう考えると、前世療法とは、「前世を知るためのもの」というよりは、前世という意外な舞台設定を用意することで、自分の知らない「自分の気持ち」に出会うツールのようだとも思いました。また、前世を知ろうとする中で、自分がいかに周りの人に助けられ、無条件に愛されていたかを再確認できたのもとても大きな収穫でした。

 

体験中、藤井先生からは「なんでも受け入れてくれようとする」温かみをずっと感じていました。セラピーをおこなう場合には、「誰にお願いするか」もとても大切だと感じましたので、ご参考にしてくださいね。

 

 

<TEXT・にらさわあきこ/PHOTO・にらさわあきこ、『サロンフェイス』ホームページより>

 

  • 藤井裕子(ふじいゆうこ)先生

ヒプノセラピーサロンフェイス代表セラピスト。セラピスト養成スクールメンタルヒーリングアカデミー(MHAF)専任講師。潜在意識から前世やトラウマやストレスの原因などのカウンセリングを行うヒプノセラピ-の第一人者。カナダPBH協会認定ヒプノセラピスト、インストラクター。アメリカNBPES協会認定。潜在意識のプロフェッショナルとして、ヒプノセラピー(催眠療法)、前世療法、メディアでは夢診断、心理テストなどを行っている。著書に『「幸運の扉」の開き方』(フォレスト出版)、『なりたい自分を作る法』(祥伝社)、CD『幸運を引き寄せる恋愛セラピー』(フォレスト出版)など。http://www.yukofujii-mco.com

 

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この記事を書いたライター
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容などの分野で取材・執筆を行う。 未婚男女の心理と実情に迫った『未婚当然時代~シングルたちの“絆”のゆくえ』(ポプラ新書)が話題沸騰中!→購入はamazonから。著書はほかに『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。2015年4月より「恋愛・婚活研究所」主宰。『WEDGE(ウェッジ) Infinity』にて『未婚大国ニッポン』を連載中。
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