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2017年01月20日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第四十五回目。

西山繭子さんの人気連載コラム「それでも恋がしたいんだ!」。第四十五回目の今回は、恋に対する勇気と加齢との関係について、ご自身の経験を踏まえ、独自の視点からの考察をご紹介しています。
それでも恋がしたいんだ

先日行った映画の試写会で、私が一番デートをしたい有名人、手嶋龍一さんをお見かけしました。

 

手嶋さんは言わずと知れた外交ジャーナリストであります。

その手嶋さんをテレビで拝見するたびに、ああ素敵!デートしたい!と思うのです。

ワインを傾けながらあのソフトな語り口で、無知な私に世界のことを教えて欲しい。

 

試写会が終わり、私は手嶋さんに声をかけるべきか迷いました。

 

さすがにデートに誘うことはできないけれど、何か一言でもいいから手嶋さんと言葉を交わしたい。

あの穏やかな声を目の前で聞きたい。

あのとろんとした目で見つめられたい。

 

でも手嶋さんは芸能人ではないから「ファンです」って声をかけるのも変だし、スポーツ選手じゃないから「頑張ってください」ってのもなあ。

 

そんなことをうじうじ考えていた私は、結局手嶋さんの背中を見送ることしかできませんでした。

自分の勇気のなさにがっかりです。

 

 

この『勇気』というもの、これは潤い同様、加齢と共に減っていくものなのでしょうか。

 

なにしろここ最近の私は恋愛において、とんと勇気がありません。

昔は何度フラれても「了解!でも好き!」と半年ねばって(ストーカー気質)恋を成就させたこともありました。

それが今ではすぐに諦めてしまう。

 

数ヶ月前、仲良くなりたいなと思う男性に「またご飯行きましょうね」とメールをして「ぜひぜひ!」と返信をもらいました。

しかしそこに、いつだったら空いていますみたいな具体的な内容は書かれておらず、そのまま放置。

一ヵ月後、何てことのない用事を作って再び彼にメールをしました。

「またご飯行きましょうね」という私の言葉に「ぜひぜひ!」の返信。

そこにもちろん日程の提案などはなし。

ああ、こりゃ完全に私に興味ないなと誘うのをやめてしまいました。

 

昔の私だったら「ぜひぜひ!」の返信のあとに間髪入れず「いつにしますか?」と訊いていたはず。

相手の出方を見ている自分が情けないったら、ありゃしない!

これではますます恋が遠のいてしまう!

 

やっぱり、好きな人にはちゃんと好きって伝えなきゃダメですよね。

相手がどう思っているかなんて関係ない!

今度、手嶋さんに会うことがあったら、ちゃんと「好きです!」って言おう!

うん、そうしよう!

 

たぶん手嶋さん、超困惑。

 

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この記事を書いたライター
日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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