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2017年03月03日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第四十八回目。

西山繭子さんの人気連載コラム「それでも恋がしたいんだ!」。第四十八回目の今回は、男性にフラれる理由について、ご自身の経験を踏まえ、独自の視点からの考察をご紹介しています。
それでも恋がしたいんだ


人形町にある焼肉屋で結婚3年目の知人男性が、奥さんからつきつけられた離婚届けの写メを見せてくれました。


絶品の赤身肉を頬張りながら「うわー、本物だ」と笑った私の横で彼はため息をつきました。

 

 

「いや、本当に自業自得なんだけどさ」

結婚後も独身時代と変わらぬペースで遊び続ける彼に奥さんが愛想をつかせたらしい。

 

「他に好きな人ができたとかならまだ諦めがつくんだけどな」

 

箸が進まない彼の分まで肉を奪いつつ、私は頷きました。

「確かにそうかもね。他に好きな人ができたなら・・・」

 

そこまで言ってはたと気づきました。

 

あれ?

私、今まで何度もフラれているのに、この台詞を言われたことがありません。

 

憶えているのは「もうついていけない」「もう無理」「もう勘弁して」というギブアップの言葉ばかり。

改めて考えたらフラれた理由が全て「私」だ。

 

これはひょっとして相当まずいのではないだろうか。

ここをクリアにしておかなければ恋をしたところで再び同じ結果になりかねない。

 

 

これまでギブアップしたアモーレたちに詳しく話を聞いたことがないので正解はわかりませんが、自己分析をしてみると、まず私といると心が休まらないだろうなとは思います。

 

だってさ、好きな人と一緒にいると幸せでテンションあがっちゃうんだもん。

好きな人に楽しんで欲しいから、変なことしたくなっちゃうんだもん。

公園の鉄棒でポールダンスをするとか(彼、どん引き)、出張先のパリに突然現れるとか(彼、スーパー迷惑)。

 

こういうことをしている時って、自分の中ではもうストーリーが出来上がっているので、彼が思い通りのリアクションを示さないと「なんで!? 私がここまでしてるのに!?」ってむかつくわけですよ。

 

やだ、本当に厄介な女だわ、私。

 

でもね、それは若い頃の話なので今ではきっと大丈夫です。

そう書いておかないとますます恋が遠のいちゃう。

 

だって先日、このコラムの担当編集者さんに『それでも恋がしたいんだ!』が実は男性からも人気があると教えていただいたから。

 

うん。

キアヌ・リーブスが読んでいるかもしれないから、ちゃんとアピールしておく。

 

西山繭子は、あなたのために心休まる場所を作ります。

作ろうと思います。

いや、作れるように努力します。

できる範囲で。

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この記事を書いたライター
日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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