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2017年11月10日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第六十六回目。

西山繭子さんの人気連載コラム「それでも恋がしたいんだ!」。第六十六回目の今回は、手料理と恋愛についてお話してくださいます。

 

今、私の家の冷蔵庫の中には様々な瓶が並んでいます。

イカの塩辛、いくらの醤油漬け、にんにく醤油、酢生姜、酢たまねぎ。

これは全て私の手作りの保存食です。

冷蔵庫の外にはぬか床もあります。まるで『暮しの手帖』のような生活!

これで暖かい家族がいない独り身なんて、むしろ虚しさ倍増!

こういった保存食を作っていると家庭的な女性に思われがちですが、自分ではその逆で、ズボラだからこその保存食と思っています。

 

一人暮らしを始めた頃ははりきって毎日いろいろ作っていました。

料理を作ることは苦ではないのですが、食べ物を無駄にしたくないがために食材の賞味期限に追われているような感覚に陥り、ほとほと疲れてしまいました。なのでここ最近では料理を頑張るのは週2日ほどで、もっぱら保存食にお世話になりっぱなし。

ぬか漬けさえあれば、もうあとは味噌汁と納豆でOK。発酵しまくりの西山繭子39歳であります。

この食材に追われる感覚というのは、毎日料理をしている主婦のみなさまにはおわかりいただけると思います。

 

そしてそれに付随して、後先まったく考えずにその時だけの料理に腕をふるって我が物顔をする男子に腹を立てるという気持ちもわかると思います。

会話の中で「俺、けっこう料理するんですよ」というフレーズが出ても私は拾いません。

聞こえなかったぐらいの勢いでスルーします。だって仮に「へー、どんなの作るの?」と訊いたら十中八九「パスタ」と返ってくるのだから。

その度に私は心の中で、あのね!パスタってめちゃめちゃ難しいんだからね!と吠えてしまいます。あの男子の「パスタ」って、女子で言うところの「肉じゃが」的なものなのでしょうか。

てか、そもそも「肉じゃが」ってモテフレーズなのか懐疑的な情報ですよね。私、もう何年も作ってないですよ。だって高価な牛肉を煮物にするなんて、もったいないじゃないですか。まあ、でも料理というのはやはり大きなポイントであることは間違いないのでしょうね。

 

以前、私が、カレーが得意だと言ったら「ルーから作るんですか?」と訊いてきた男性がいたのですが、どんだけハードル高いんだよと思いました。

でもね、今冷蔵庫に入っているイカの塩辛に関しては、釣るところからやっていたりもします。

ああ、独り身が長いとどんどんたくましくなってしまうのですねえ。

 

Written by 西山繭子

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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。
大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。
テレビドラマを始め、女優として活動。
最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。
著書に 『バンクーバーの朝日』
『色鉛筆専門店』
『しょーとほーぷ』
『ワクちん』
などがある。
オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo

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