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2017年11月01日更新

女医宋美玄「日本の産科の現状は?」

セックス・妊娠・出産に関する医学的に正しい情報を学校や日常生活で学ぶ機会は意外と少ないです。性行為から妊娠、出産に至るまでの“知っているようで知らない”正しい知識を、悩める女性へ向けて産婦人科医であり性科学者である宋 美玄(そん みひょん)先生が優しく解説します。
宋-美玄先生の悩める女性の処方箋

セックス・妊娠・出産に関する医学的に正しい情報を学校や日常生活で学ぶ機会は意外と少ないです。性行為から妊娠、出産に至るまでの“知っているようで知らない”正しい知識を、悩める女性へ向けて産婦人科医であり性科学者である宋 美玄(そん みひょん)先生が優しく解説します。

日本の産科の現状

もし妊婦さん全員が安全性の高さだけを求めて、大病院や周産期センターなどを選ぶとパンクしてしまいます。リスクの低い妊婦さんは、個人開業の産婦人科など身近で規模の小さい産院に通い、何か会ってから大きな病院に転院してもらうという方法で、高度医療機関と分業を行っている地域が多いです。

「自分は大丈夫だろう」と安易に考えない

しかし、産婦人科医不足が社会問題となっている今、運が悪ければ転院先がすぐに見つからない場合もあります。これには地域ごとに異なった複雑な原因があり、一朝一夕に解決しえない問題です。今、分娩施設の集約化や産院同士の連携の改善のための議論が活発に行われています。

一人ひとりの妊婦さんにできることは、最低でも産科医がいる施設でお産するということです、私は、産科医のいない施設や自宅での出産はおすすめしません。もしそのような出産を望まれるなら、何かあった時に、産科医のいる産院と同じような医療が迅速に受けられず、自分や赤ちゃんを危険にさらすということを、あらかじめよく分かっておきましょう。

「自分は大丈夫だろう」などと安易に考えてはいけません。

 

参考文献:宋 美玄「学校では教えてくれないセックス・妊娠・出産の話 女医が教える 後悔しないために知っておきたい11の事

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この記事を書いたライター

産婦人科女医・性科学者。
1976年、兵庫県神戸市生まれ。2007年、川崎医科大学産婦人科講師に就任。2010年、イギリス・ロンドン大学病院に留学し胎児超音波を学ぶ。2010年から国内の病院にて産婦人科医として従事。2012年1月に第1子を出産
主な著書に「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」(ブックマン社)、「女医が教える これでいいのだ! 妊娠・出産」(ポプラ社)、「女のカラダ、悩みの9割は眉唾」(講談社プラスアルファ新書) など。

産婦人科はもちろんセックスに関する診療カウンセリングを行う。
セックスや女性の性、妊娠などについて女性の立場からの積極的な啓蒙活動を行なっている。■宋 美玄HP http://www.puerta-ds.com/son/

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