認知症を発症した家族との生活は一筋縄ではいきませんが、家族のサポートがあれば大きなトラブルもなく、うまく回っていくことも多いものです。
しかし世の中には、認知機能の低下を利用しようとする者もおり、悪意を持って近づいてくることも…!?
今回は、義母との同居生活とそれを取り巻くトラブルを描いた漫画「義母の認知症に付け込んだ義姉の末路」を紹介します。
『義母の認知症に付け込んだ義姉の末路』
主人公のソラは、夫と息子、そして1年前に引き取った義母と暮らす主婦。
認知症が始まった義母との同居生活は、家族のサポートもあり、そこそこ順調でした。
しかし最近、義兄嫁のクロハが「介護の手伝い」を名目に、たびたび家に来るようになったのです。
しかも、彼女はソラの介護にアレコレといちゃもんをつけ、挙句にソラの悪口を義母に吹き込む始末。
遺産目当ての良い嫁キャンペーン
1年前、義母の介護をソラたちに丸投げしたクロハ。
また、仕送りを毎月送る約束が減額を毎度要求。
そんな彼女が認知症を発症した義母に会いに来る理由は、財産目当てであることは誰の目にもあきらかでした。
後日、またしても「良い嫁」アピールをしに来たクロハでしたが、なんと義母はクロハのことを忘れており…。
さらには家族の前で口臭を指摘されて激怒し、「遺産を私に残してくたばれ!」と本性を露わにします。
結局クロハは、遺産どころか義兄から離婚を言い渡される羽目になったのです。
身勝手なふるまいには相応の報いが…
クロハが義母の介護の手伝いを少しでもしていたら、結果はもう少し違ったのかもしれません。
とはいえ、打算で良い嫁を演じたクロハが得する結果にならかったことは幸いと言えそうです。
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