突然、結婚相手の親との同居が決まったら、どう思いますか?
良好な関係を築きたい一方で、少なからずトラブルの種が潜んでいるように感じるかも…。
今回は、義母との一風変わった関係を描いた漫画「義母とのビジネス同居の顛末」を紹介します。
『義母とのビジネス同居の顛末』
主人公のユリは、夫のカツラと娘のカリンの3人で暮らしていました。
ある日、カツラの父が心筋梗塞で亡くなり、持病のある義母と同居することに。
当初から「嫁と仲良くする気はない」と宣言していた義母は、同居生活の初日、「ビジネス同居」を提案してきたのです。
はじめは驚いたユリたちでしたが、余計な気を使わないビジネス同居は思ったよりもよかったのでした。
しかも時間が経つにつれ、家族らしい付き合い方ができるようになっていました。
同居が3年目を迎えた頃、ユリは義母に、本当の意味での同居を提案します。
けれど義母はそれを拒み、あくまでビジネスの関係が保たれるのでした。
ビジネス同居の真意
しばらくすると義母の持病が悪化し、寝たきりの生活に。
時々義姉妹は高価なものやお金をせびりに来ます。
そんな義姉妹を横目にユリたち一家は懸命に義母の介護を続けます。
そんな生活が数年続いた後、義母は過去に自身の義母との関係で苦労したことがあると話し、ビジネス同居を望んだ真意をユリに打ち明けてくれました。
ユリに本心を話した2週間後、義母は静かに息を引き取りました。
葬儀が終わると、義姉妹はずうずうしくも遺産の分配を要求してきますが、2人の度重なる金の無心と義母の介護費用で、財産は底をついていたのです。
その後、ユリたち一家は引っ越し、義姉妹は自分たちの浪費癖のせいで、経済難に陥ったようです。
礼を尽くして真の家族へ
傍から見れば奇妙な付き合い方でも、義母にとってビジネスと割り切った関係は、嫁姑間のトラブルを回避するための手段だったようですね。
はじめは戸惑いながらも、義母の意思を尊重したユリだからこそ、最後には心から「家族」と思える間柄を築けたのかもしれません。
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