「この人なら大丈夫」「もう浮気はしないって言ってくれたから…」
そう信じたくても、パートナーの行動に漠然とした不安を感じたことはありませんか？
信じる気持ちと、心の中の小さな違和感との間で揺れ動いてしまう…。
今回は、そんな悩みを抱えた女性の体験談です。
浮気性の彼を許してしまった彼女は、結果的に幸せを掴むことができたのでしょうか。
浮気をする彼を…
これは私が浮気性の男性と付き合っていた頃の話です。
彼はすぐに他の人に心を奪われてしまい、いつも私は浮気をされるのではないかと落ち着かない日々を過ごしていました。
ある日、彼のスマホに来た通知を見て、私の悪い予感が的中しました。
彼が浮気をしていたのです。
「ごめん！もうこんなことは二度としないから許してくれ！」「俺が本気で好きなのは、君だけなんだ」
彼は泣いて謝り、私は「今回だけだよ。でも二度目はないから」と許してしまいました。
しかし、人間はそう簡単に変わるものではありません。
懲りずに彼はまた浮気をしたのです。
また浮気を繰り返されて
「ねぇ！これどういうことよ！」
私は彼に強く問い詰めました。
一番衝撃だったのは、その浮気相手が私の友人だったことです。
私の友人は、彼に「彼女と上手くいっていないから別れる」と言われ、それを信じて交際していたようです。
それを信じる友人も友人ですし、なにより私の友人にまで手を出した彼が信じられませんでした。
「もう構っていられない！」「あとは2人で勝手にして！」と吐き捨てると、彼は「違うんだ！」「待ってくれよ、そうじゃないんだ！」と、また言い訳を始めたんです。
「もう別れる、二度目はないって言ったよね」
私はそう言って、彼と別れました。
友人にも気まずくなってしまい、私は友人との関係も同時に失ってしまったのです。
その後も彼から謝罪の連絡は続きましたが、私は無視し続け、しばらくすると連絡が途絶えました。
この経験を通じて、私は浮気性の人と付き合うのは絶対にやめようと、心に決めました。
最後に
浮気を繰り返す相手に振り回されながらも、彼を嫌いになりきれないあまり許すことも愛情だと思い込んでいた彼女。
でも、本当に守るべきだったのは、自分の心でした。
人を信じることは大切ですが、それによって自分がすり減ってしまうような関係は、手放す勇気も必要です。
もし似たような状況で悩んでいるなら、まず「信じたい」ではなく「信じられる根拠があるか」に目を向けてみてください。
また、信頼できる第三者に相談することで、自分の気持ちを客観視できるようになります。
さらに、関係を続けるか悩んでいる段階であれば、短期的な距離を置いて冷静に相手と自分の本音を見つめ直す時間を持つのもひとつの手です。
あなたの優しさが、あなた自身を傷つけてしまう前に。
恋愛のゴールは、相手のために我慢することではなく、互いが安心して向き合える関係を築くことです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています