子どもが待ち望んでいた海水浴。しかし、夫はビーチで爆睡!?“戦力外夫”に怒りが込み上げた妻の話

家族で過ごす楽しいはずの時間に、ふとそんな寂しさを感じたことはありませんか。
隣でスマホを眺める夫の横顔に、言いようのない距離を感じてしまう。

特別なことを望んでいるわけではないのに、ほんの少しでいいから同じ方向を向いてほしい。
その小さな願いが、いつしか心の重荷になっていく。

この記事では、そんな無責任な夫との関係に悩みを抱えた女性の体験談を紹介します。
あなたの心が少しでも軽くなるヒントが見つかるかもしれません。

海水浴に大喜びする子どもだが…

子どもが小学生だった夏の日のことです。
友達家族と一緒に海水浴へ行く計画を立て、子どもたちは指折り数えて楽しみにしていました。

私は朝からお弁当作りや荷造りに追われ、家の中を何度も往復。
一方の夫は「荷物は任せるよ」と一言だけ残し、出発ぎりぎりまでソファでパソコンとスマホを交互に眺めていました。

もちろん仕事が大切なのは分かっています。
それでも、山積みの荷物を前に「手伝おうか?」の一言もない姿に、胸の奥に小さなモヤがかかりました。

ようやく海に着くと、子どもたちは歓声をあげて波打ち際へ。
その笑顔に私の気持ちも少し晴れました。

けれど現実は、子どもたちが遊ぶための準備で休む間もない私。
夫はパラソルの下に寝転び「最近忙しくて疲れてるから、少し寝る」と言い残して、本当に爆睡してしまいました。

「パパ、一緒に泳ごうよ!」と子どもが誘っても「後でな」と気のない返事ばかり。
結局、一緒に遊んだのは私とママ友でした。

そんな夫でしたが、帰り道の車内で子どもが「楽しかったね!」と声をあげた直後…
「今日は本当に疲れた…」と大きなため息と共につぶやいたのです。

その瞬間、私の中で何かがぷつりと切れました。
準備も、子どもの相手も、後片づけも、ほとんど私がやったのに。
一体あなたは何をして「疲れた」と言えるのだろう。

戦力外な夫に対して、込み上げる怒りと虚しさを堪え…
「じゃあ来なければよかったのに」という言葉を飲み込みました。

“家族サービス”という言葉はあるけれど、これはサービスではない。
ただ一緒の場所にいて形だけ参加しても、本当の意味での家族の思い出にはならないのだと、静かな車内で痛感していました。

(48歳/女性)

最後に

どちらか一方が頑張るのではなく、たとえ小さなことでも家族で準備し、笑い合い、時には一緒に疲れる。
その積み重ねこそが、かけがえのない絆を育んでいくのかもしれません。

もし今、無責任な夫との間に心の距離を感じているのなら、これらを試してみてください。

  1. 「言葉にして伝える」具体的にお願いすることで、夫も動きやすくなります。
  2. 「役割を分担する」“一緒に思い出を作る仲間”という意識を持ってもらうことが大切です。
  3. 「自分の楽しみを大切に」自分の喜びを見つけることで、虚しさを軽減できます。

大切なのは、諦めてしまうことではありません。
ほんの少しの歩み寄りから、関係はきっと変わっていくはずです。

あなたとあなたの大切な人との毎日が、もっと笑顔であふれるものになるよう、心から願っています。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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