酷暑でも【冷房は入れない】義実家ルールに絶句!?しかし⇒子どもの“危険サイン”を機に、夫「次からは…!」

義実家への帰省は、心温まる時間であると同時に、些細な価値観の違いに戸惑う瞬間もあります。
家の数だけルールがあり、よかれと思っての行動が、かえって相手を困らせてしまうことも少なくありません。

しかし、ほんの少しの心遣いとコミュニケーションの工夫で、その気まずさは和らげることができます。
互いに心地よい関係を築くためのヒントを考えてみましょう。

真夏の義実家帰省で…

毎年お盆には、妻の実家へ帰省しています。
今年は特に酷暑の真昼に到着しました。

手土産を渡し、汗をぬぐいながら玄関へ入ると、義母の最初の一言は…
「冷房は体に悪いから入れないよ」そう言われて、思わず言葉を失いました。

お茶を淹れようと台所へ向かうと「男性は座っててね」と制止され、やるせない気持ちに。

親戚が集まり、食卓は賑やかです。
私がコップを配ろうと立ち上がると、また「座ってて」と声が飛んできます。

子どもたちの頬は次第に赤く火照ってきました。
見かねた妻が小声で「少しだけ冷房を」と頼んでも、義父は「扇風機で十分だ」と譲りません。
その瞬間、私は子どもたちの体調の変化にハッとしました。
これは見過ごせない、体調の危険なサインだ、と。

しかし、せめて保冷剤でもと冷凍庫を開けようとすると、今度は義母から「勝手に開けないで」と一言。

家のやり方があるのは承知していても、来客としてはどう振る舞えばいいのか、わからなくなりました。
結局、私は汗を拭いながら「次からは…氷とお茶をこちらで多めに持ってきますね」と笑顔で伝えるのが精いっぱいでした。

帰りの車中、妻と今日の出来事を振り返りました。
義実家のルールは尊重しつつも、こちらの希望は最初に伝えるべきだった…そう痛感したのです。
(30歳/男性)

最後に

大切な家族だからこそ、価値観の違いに直面すると「どう接すればよいのか」と悩んでしまうものです。
けれども、どちらかが我慢するのではなく、互いの考えを尊重し合いながら歩み寄る姿勢こそが、良好な関係を長続きさせる秘訣なのかもしれません。

「言わなくてもわかるはず」という期待を手放し、小さなことから言葉にして伝えましょう。
それが不要な誤解を解き、家族で過ごす時間をより心地よいものにしてくれるはずです。

小さな工夫を積み重ねながら、家族との関係をより温かく、穏やかに育んでいきましょう。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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