体調が悪いとき、誰かに頼りたいと思うのは自然なことです。
しかし、家族である夫にすら頼ることができず、孤独を感じた経験を持つ方は少なくありません。
特に、子どもの育児中は自分の体調不良を後回しにしがちで、そんなときに夫の無神経な言葉や態度に深く傷ついてしまうこともあります。
今回は、体調を崩して夫に頼れなかったときにどんな行動で乗り切ったのか、体験談を紹介します。
妻が発熱して…
子どもがまだ小さかった頃の話です。
わたしが発熱してしまい、その日はたまたま夫が休みだったので「病院に行きたいから子どもを見ててほしい…」と頼んでみました。
しかし、夫は「今日は友達と出かける予定があるから無理」と、わたしの言葉を遮るように手をひらひらと振って、そのまま出かけてしまったんです。
夫に見放されてしまい…

わたしは熱でふらふらになりながらも、幼い子どもを連れて病院へ行くしかありませんでした。
診察中、疲れ切ったわたしの顔を見て、お医者さんが「頼れる人はいないの?ゆっくり休めないの?」と心配してくれました。
そのとき「ああ、こんな風に心配されたかったんだな…」と、涙がこぼれ落ちてしまいました。
体調不良のなか子どもを抱えていたわたしはきっと、誰かのやさしい言葉に、安心したかったのだと思います。
今では子どもも大きくなり、夫に頼らなくても大丈夫になりました。
しかし、あのときのことはずっと心に残り、忘れられずにいます。
最後に
体調が悪いとき、夫に非協力的な態度を取られた経験は、心に深い傷を残します。
頼る相手がいない孤独感や、一人で頑張らなければならないというプレッシャーは、精神的にも大きな負担となりますよね。
しかし、誰にも頼れない状況は、あなたが一人で抱え込むべき問題ではありません。
あなたのつらさに寄り添い、力を貸してくれる存在は必ずいます。
夫に頼ることを前提にせず、最初から他に頼れる人を見つけておく方が、自分を守ることにつながるのかもしれません。
自分や子どもの体調が悪いときにそういった第三者がいるだけで、これからの生活がぐっと安心できるものになります。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
