信じていた夫の行動に、ふと疑問を感じてしまう。
その胸騒ぎは、気のせいだと片づけられない、心のサインなのかもしれません。
日常の中に隠された些細な数字の変化が、見過ごすことのできない真実を指し示していたとしたら、あなたはどうしますか。
誰の身にも起こりうる、そんな心の揺らぎにどう向き合えばいいのでしょうか。
この記事では、夫のスマホの歩数計からある事実に気づいた女性の体験談を通して、心の違和感と向き合うためのヒントを紹介します。
歩数計をチェックしていた夫
夫が健康管理のためにと、スマホの歩数計を毎日チェックしていました。
私はその様子を特に気にも留めず、何気なく眺めていたのですが…。
夫が夜勤で帰宅が遅くなると言った日に、歩数がやけに多いことに気づきました。
勤務中は動かないはずなのに、夜に数千歩もカウントされていたのです。
そこで夫に尋ねてみたのですが「休憩中に少し歩いたんだ」と曖昧な返事をするだけで…。
気になり始めてから、別の日にもチェックしてみるとやはり「仕事で遅くなる」と言った日だけ決まって歩数が増えていることがわかりました。
普段の夫は車での移動が中心の生活なので、徒歩が増えるのはどう考えても不自然です。
確信を持つため、夫の帰宅時間と歩数の推移を数週間にわたり記録しましたが、やはり必ず「残業だ」と言った日だけ歩数が深夜に増えているのです。
問い詰めると夫は、最初こそごまかしていましたが、最終的には「会っていた人がいる」と白状しました。
まさか歩数計のデータが浮気を暴くきっかけになるなんて…。
この出来事を通して、ふとした違和感を大切にすることの重要性を実感しました。
(39歳/女性)
最後に
夫の裏切りを知ったときの衝撃は、計り知れないものがあります。
心に生まれた違和感が、最悪の形で現実になったとき、どう行動すれば良いのかわからなくなってしまうのは当然のことです。
夫の些細な嘘やごまかしも、それが積み重なることで、夫婦関係に修復しがたい溝を作ってしまう可能性があります。
だからこそ、小さな違和感を見逃さず、まずは確信に変えるため、冷静に事実を確認することが必要です。
例えば、スマホの記録や写真、レシートといった客観的な証拠を日付と共にメモに残し、その違和感が本当かどうかを確認しましょう。
ただの偶然であれば、疑ったことで無実の相手を傷つけかねませんし、もし本当だとしても言い逃れされてしまいます。
自分の心を追い詰めるまで我慢するのではなく、適切な方法で真実と向き合うことが、あなた自身を守ることにも繋がるのです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています