妻の人格を否定!精神的に追いつめたモラ夫。しかし、黙っていなかった“妻の反撃”で【逆転劇】が起きた話

家にいることが苦痛で、毎日が息苦しいと感じている女性は少なくありません。
特に、モラハラを日常的に受けている場合、その精神的負担は計り知れません。
自分だけではなく大切な子どものためにも、この状況から抜け出したいと願っている方は多いのではないでしょうか。

今回は、モラハラ夫との生活から、新しい一歩を踏み出した女性の体験談を紹介します。

モラハラ夫に限界を感じ…

夫は日常的に、私のやることに口を出し「そんなやり方じゃダメだ」「普通はこうする」と上から指示してくるモラハラ気質な人でした。
子どもが泣いても無視したり、私が注意すると人格否定の言葉で返すこともあり、毎日精神的に追い詰められていました。

ある日、夫が子どもの前で私を大声で責め「お前は何をやってもダメだ!」と言い放ったんです。
私は自分の限界を悟りました。
これ以上この家庭に留まることは、子どもにも私自身にも良くない。
すぐに支援団体に連絡し、弁護士にも相談して逃げる準備を始めました。

荷物をまとめ、子どもを連れて家を出た日、夫は慌てて止めようとしてきたのです。
しかし私は落ち着いて「これ以上、子どもと私の生活を壊すのはやめて」と毅然と言い切り、車に乗って安全な場所へ向かいました。
夫を振り切ったその瞬間、心の奥底から「やっと自由になれた」と実感しました。

逃げた後は支援団体や友人の協力で生活を立て直し、夫の脅しや嘘に怯えることなく、子どもと安全に過ごせる環境を確保できるように。
この経験で、勇気を持って行動すれば、モラハラ夫から逃げることは可能だと強く感じました。

(33歳/女性)

最後に

日常的に受けるモラハラは、心と体を少しずつ蝕んでいきます。
しかし、最も危険なのは、その状況が日常となってしまい、自身でさえも「これが普通なのだ」と思い込んでしまうことです。

モラハラは、一度でも経験してしまうと、その後の人間関係にも影響を与えることがありますが、自分を責める必要はまったくありません。
解放されるためには、1人で抱え込まず、外部の力を借りることが状況を打開する鍵となります。
まずは、最寄りの配偶者暴力相談支援センターや弁護士会が実施している無料相談などを利用して、今の状況を客観的に見つめ直すことから始めてみましょう。
小さな一歩が、きっとあなたの人生を大きく変えるきっかけになるはずです。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

この記事を書いたライター