夫婦の生活費“20万”を浮気相手に支援した夫!?しかし【反省ゼロ】の夫を横目に…限界だった妻が“自由”を取り戻した話

家庭内でのモラハラは、外から見えにくくても、受ける側の心や体に大きな負担をかけます。
日常のささいなやり取りや経済面でのコントロールは、自尊心を少しずつ削り、気づかないうちに心を疲弊させます。

今回は、夫の理不尽な金銭感覚やモラハラ的な言動に直面した女性の体験談を紹介します。
似たような状況で悩む方が、自分を守るヒントや安心感を得られる内容になればと思います。

一生許さないと思った”夫”の非道な行い

夫はお金が大好きで、気分が良いと大盤振る舞いをします。
タクシーのワンメーターでも1万円を出すことがあったり、自分が気に入った人にお金を渡して優越感に浸ることもありました。
しかし、私に対してはほとんどお金を使わず、むしろケチでした。
私が仕事で稼ぐと皮肉を言い、家事に専念すれば「仕事をしろ」と要求するなど、何をしても満足せず、自分が常に正しい人でした。

そんな中、私が毎月生活費として渡していた10万~20万を、夫が浮気相手の生活の支援に使っていたことが発覚。
さらに、バレてもまったく悪びれる様子のない夫。
私が汗水垂らして稼いだお金が、他人、しかも浮気相手に渡っていた事実に怒りが込み上げてきました。

その後、私が離婚を迫ると、夫は「自分の浮気は正当だ」と言い張り、慰謝料の支払いも拒否。
しかし、精神的に追い詰められた私が、心身ともに疲れ果て体調を崩したことをきっかけに、ようやく離婚が成立。
夫に奪われ続けたお金以上に、やっと自由というかけがえのない幸せを取り戻すことができました。

それでも、今なお夫には相応の報いが訪れることを願わずにはいられません。
この経験を通じて、私は改めて「自分を守ることの大切さ」と「理不尽に耐え続ける辛さ」を痛感しました。
(45歳/女性)

最後に

モラハラ下では、自分の感情や行動が縛られ、自由に考える余裕が失われがちです。
離婚後は、まず自分の心と体を労わることが最優先です。

精神的に追い詰められた経験は深い傷となりますが、無理に感情を抑え込まず、信頼できる友人や専門家に話すことで整理しやすくなります。
日常の小さな喜びや趣味、体を動かす時間を意識的に取り入れることで、自己肯定感を回復できるでしょう。

また、過去を振り返りつつも「自分を守るために選んだ行動」と捉えることで、後悔や怒りを少しずつ手放し、前向きに新しい生活を築く力につながるでしょう。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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