恋が芽生え、心を許した相手との関係が、ある日突然、予想もしなかった形で終わりを迎えることがあります。
特に、相手の重大な隠し事を知ったときの衝撃は計り知れません。
信じていた未来が音を立てて崩れ去り、どうすればよいのか途方に暮れてしまう方も少なくないでしょう。
今回は、そんな困難な状況に直面した女性の体験談を紹介します。
ある電話がかかってきて…
私には、職場で出会った10歳上の彼がいました。
とても仲が良く、一緒に旅行に行ったり、両親にも紹介しており、このまま彼と人生を歩んでいくのだと信じていました。
ある日、彼とドライブデートに出かけたときのことです。
いつものように他愛のない会話を楽しんでいると、突然彼のスマホに電話がかかってきました。
車を停めて発信者を確認すると、私の知らない番号でしたが、彼は電話に出ました。
すると、驚くべき内容が聞こえてきたのです。
「パパ~、今どこにいるの?携帯壊れちゃって、友達のスマホ借りてるんだけど」という子どもの声。
私が「パパ…?」と彼を疑うと「か、母さんからだよ!たまに間違えて俺のことをパパって言ったりするんだ!」と、焦った様子で答えました。
彼の秘密が発覚…
直後、もう一度同じ番号から電話がかかってきました。
彼は顔色を悪くして電話に出ようとしなかったので、私は「お母さんでしょ?電話出てもいいよ。もちろんスピーカーでね」と一言。
彼は「う、うん…わかった」と、震える声で電話に出たのです。
電話の相手は「もしも~し、なんで電話切ったの?」と話を続け、相変わらず彼のことを「パパ」と呼んでいました。
その後、彼は既婚者であることが発覚。
奥さんのことも私のことも同じくらい好きだと言われましたが、これ以上付き合っても時間の無駄だと思った私は、その場で彼と別れました。
信じていたものが一瞬で崩れ去り、私はため息をつくことしかできませんでした。
最後に
信じていた人に裏切られたとき、心にぽっかりと穴が開いたような感覚に陥ります。
特に、相手が既婚者だったと知ったときの絶望感は、言葉では言い表せないほど深いものでしょう。
しかし、この苦しい経験を、今後の人生をより豊かにするための糧にすることは可能です。
この経験は、あなたをより強くし、次に出会うべき人を見極める力を養ってくれることでしょう。
倫理的観点から、相手との関係を終わらせることは、自身の尊厳を守るうえで不可欠な行動です。
また、相手が既婚者だと知らなかったことの証拠を集めておくと、自身の立場が危うくなったときに役に立つかもしれません。
これから先の人生を、あなた自身の手でより良いものにしていってください。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています