義実家との予定は楽しみである一方、時間に関するトラブルに悩まされることも少なくありません。
特に、集合時間になっても準備が整わなかったり、連絡なしに予定が変更されたりすると、努力や工夫が無駄になったように感じ、強いストレスとなってしまうものです。
今回は、義実家の時間に振り回され、もどかしい思いをされている方へ向けて、ある女性の体験談を紹介します。
そして、その状況を少しでも楽にするためのヒントを探っていきましょう。
時間にルーズな義母
義母は時間にルーズな傾向があるのは、前々から承知していました。
これまでも「今から向かう」と言われてから、1時間以上待たされたことは数えきれないほどあります。
昨年、義母と私たちの家族とで、でハロウィンパーティーを開くことになりました。
それぞれ2品ずつ持ち寄り、義実家へ17時に集合の約束でした。
私の家と義実家は、車で5分ほどの場所にあります。
出来立ての温かい料理を食べてもらいたいと思い、パスタと骨つき唐揚げを17時ぎりぎりに仕上げて持っていきました。
約束の時間に義実家に到着し、インターホンを押したのですが…
「あれ?応答がないな…」と嫌な予感が。
私は義母に連絡をすると「今、買いものしているところ」とのこと。
予定通りに準備を整えたにもかかわらず、義母はまだ食材の調達中で、料理は1品も完成していませんでした。
結局、義母が作るケーキやパエリア、生春巻きが完成するまで、3時間以上も食事を待つことになりました。
挙句、義母は『写真を撮りたいから』と言い出し、さらに30分も待たされたんです。
その後やっと食事にありつけましたが、急いだのかパエリアは焦げていましたし、私の作った料理も冷めて美味しくありませんでした。
そのときばかりは、いっそ宅配でも頼んでしまおうかと思いました。
(28歳/女性)
最後に
義実家の時間感覚の違いで、予定通りに進まずイライラや疲れを感じるお気持ちは理解できます。
特に時間を守ろうと努力している場合、その行為が報われない虚しさや不満は強くなるでしょう。
しかし、相手のルーズさを過度にストレス源とせず、心の持ち方や行動を工夫することが軽減の第一歩。
具体的には『予定通りに進まないことを前提とする心構え』を持つことです。
料理は現地で仕上げるか冷めても美味しいものにし、集合時間に余裕を持たせるなど工夫するとよいでしょう。
期待値を少し下げて『時間通りに始まればラッキー』と割り切れば、義実家との時間も無理なく楽しめるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています