夫婦生活では家計分担が重要ですが「家は俺の資産」と言い食費や光熱費を負担しない夫もいます。
その結果、妻には深刻な負担と不公平感が生じます。
金銭だけでなく、家事・育児・将来の介護といった「見えない労働」の評価の低さも大きな悩みの種となるでしょう。
今回は、夫の負担回避に直面した女性の体験談と、日々の労働を金額で可視化する方法を探っていきましょう。
強気な夫だったが…
私たちの家庭では、夫が「家は俺の資産だ!」と公言し、住宅ローン関連の支払いだけを夫の担当としていました。
その他の生活費、たとえば食費、水道光熱費、教育費などは、すべて私がパートで稼いだお金から負担しています。
もちろん、家事や育児は一切手伝ってくれません。
夫は「自分が変動金利を設定した」と、住宅ローンに関する部分だけを自慢していました。
ところが先日、予定外だったのか固定資産税の支払いが重荷になったようで、ついに夫が自分の親に泣き言のLINEを送っているのを偶然見てしまいました。
スマホが横向きに置いてあり、チラッと画面が見えたのです。
さらに、義母が家に来た時、私がいない隙を狙って、夫が義母に同じ内容を相談していたんです。
私はそれをこっそり聞いてしまったのですが、義母はまさかの返答をしていました。
「あんたね…嫁に出させるのよ」「嫁は甘えすぎ」といった、夫を全面的に擁護する言葉。
家事や育児を一切せず、生活費も入れない夫を盛大に守る返答ばかり。
親も親です。私の生活費のやりくりや日々の苦労について、一度も尋ねられたことがありません。
夫は、自慢していたローン設定が予定通りにいかなかったことに対し、動揺を隠せないようでした。
そのとき、私は改めて「この人とは、まともに話し合いはできない」と痛感しました。
夫は、私がパート代で生活費を負担しているという不公平感や「見えない労働」への無理解に、まったく気がついていないのです。
(40歳/女性)
最後に
夫婦間の問題に義両親が介入し、不当なモラハラ的言葉を浴びせられることは大きなストレスです。
義両親の価値観を変えることはほぼ不可能なため、重要なのは不当な介入から自分自身をどう守るかです。
まず心の距離を置き、攻撃は「時代錯誤な雑音」として受け流します。
次に、会話は必要最低限にし、モラハラ発言は日付や内容を記録しましょう。
そして、第三者の意見を取り入れ、具体的な解決策を得ることで、健全な家庭環境と精神的平穏を取り戻す行動につなげてください。
中立的な立場の専門家から具体的なアドバイスを受けることで、感情的になりがちな状況を客観視し、不公平な現状を見直すための行動計画を立てる大きな一歩となるはずです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています