同居中…生後3週間の息子の“お世話をする音”に激怒する義父。しかし、限界寸前な嫁が夫に“助け”を求めた結果

慣れない育児に奮闘する中で、心ない一言に深く傷ついた経験はありませんか。

特に、子育ての価値観が違う義家族との関係は、多くの嫁が悩む問題です。
良かれと思ってかけられた言葉が、ときには心を追い詰めることもあります。
自分の気持ちを押し殺し、我慢し続ける関係は健全とは言えません。

この記事では、育児に理解のない義父との衝突を乗り越えたある女性の体験談を通して、義家族との適切な距離を見つけるための対処法を紹介します。

義実家で育児を行う嫁

息子が生後3週間ほどのころ、義実家で同居生活を送っていたときのお話です。

まだ昼夜の区別なく泣く息子のお世話に、私は少しばかり疲弊していました。
義父母と同居している手前、物音ひとつにも気を配る毎日。
特に、まだミルクの時間も安定していなかったため、夜中や早朝に起きて息子の対応をすることが続いていたのです。

その日も朝早くに息子のミルクやおむつ替えを終え、汚れた肌着を洗面所で手洗いしていました。
まだ早朝なこともあり、義父母や夫を起こさないよう、できるだけ音を立てないように気をつけていたつもりだったのですが…。

「おいっ!」

背後から突然、義父の怒声が聞こえました。

「こんな朝早くになんだ!水の音がうるさいんだよ!毎朝毎朝、音を立てられて起こされる身にもなってみろ!」
義父がものすごい剣幕で私を睨みつけてきたのです。

あまりの言い方に、私も黙ってはいられませんでした。

義父に対する嫁の反撃

私は「お義父さん…そんな言い方!赤ちゃんの肌着が汚れたら洗うのは当たり前です!」と必死に訴えました。

そのときの義父と私の言い争いで、眠っていた息子がびっくりして泣き出してしまい、その声で義母と夫も起きてしまいました。

その後、夫は私を優しくなだめてくれましたが、私の心はもう限界でした。
この出来事がきっかけとなり、私は夫に同居の解消をお願いしたのです。

最終的に、私たちは義父母と離れて暮らすことになりました。
あのとき私の気持ちを汲んで別居を承諾してくれた夫には、今でも心から感謝しています。

最後に

慣れない育児で心身ともに余裕がないときに、家族である義父から厳しい言葉を投げかけられるのは、非常に辛い状況です。
この体験談は、家族であってもお互いの状況を言葉で伝え、理解し合う努力がいかに大切かを教えてくれます。

もし、あなたが育児に理解のない義父との関係に悩んでいるのなら、まずは夫に気持ちを正直に伝えることから始めてみましょう。
夫を通じて義父に状況を説明してもらったり、ときには物理的な距離を置いたりすることも、母親自身と子どもの心を守る有効な手段となるでしょう。

1人で抱え込まず、最も信頼できる味方である夫と手を取り合い、自分たち家族にとって最善の道を探してみてはいかがでしょうか。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

この記事を書いたライター