義母との関係に悩んでいる方は少なくありません。
特に、妊娠や出産などの大きな節目の際に、それまで良好だった関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。
義母との関わりの中でトラブルが起こってしまったとき、どう振る舞うべきなのでしょうか。
今回は、出産後に義母から心無い言葉をかけられた女性の体験談を紹介します。
出産後に体調を崩し…
上の子を出産したときのことです。
その日は、里帰り出産をしていた私を、夫が迎えに来てくれました。
母に赤ちゃんを預け、夫と2人で久しぶりにランチを楽しむことにしました。
ランチを終え、実家で少し休んでいると、突然、背中に激痛が走ったのです。
すぐに夫にマッサージをしてもらいましたが、痛みが引くと今度は倦怠感が…
これはおかしいと、慌てて夫と病院へ向かったのです。
義母に怒鳴られて…

病院に着くと、医師から乳腺炎と診断されました。
迎えに来てくれた夫には申し訳なかったのですが、私は実家で療養することにし、夫には1人で帰ってもらいました。
ところがその後、義母から電話がかかってきて。
心配してくれたのかと思いきや、電話口から飛んできたのは容赦ない怒号でした。
私たち夫婦の家の近くに住む義母は、初孫の誕生を心待ちにしていたのです。
だからこそ「こんなときに熱が出るなんて、迷惑な人!赤ちゃんがかわいそう!」と怒鳴り散らしてきました。
体調が悪い中でのその言葉に、どうしていいかわからず、ただただ困惑しました。
会いたい気持ちは理解できますが、さすがにこの言動は許されるものではありません。
さらに、私の母にも怒鳴り出したため、私たちは平謝りを続けてなんとか電話を終えました。
後日、義母から「あのときはごめんね」と謝罪の言葉をもらい、今では良好な関係を築いています。
それでも、あのときの心ない一言は、いまだに忘れられません。
最後に
家族との関係において、私たちはときに、心ない言葉に傷つけられることがあります。
相手の一時の感情で投げかけられた言葉ならば、その言葉を自分自身の価値を否定するものとして受け止める必要はありません。
大切なのは、感情の波に飲まれることなく、冷静さを保つことです。
その場では「そうですね」や「わかりました」など、感情を込めずにシンプルに返答し、会話を長引かせないようにしましょう。
また、すべての言葉に反応するのではなく、受け流すことで心の負担を減らすことができます。
あなたの心の健康を第一に、義母との関係性を築いてみてください。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
