夫の努力や生き方を否定し、その矛先が幼い我が子の夢にまで向けられたとき、多くの夫婦は義実家との関係性を見直す岐路に立たされます。
今回は、学歴差別から孫差別へとエスカレートした義両親との葛藤の体験談を紹介します。
価値観の相違が家族の未来を脅かす「差別」に変貌したとき、どのように家庭の幸せを守るべきか考えていきましょう。
夫の努力を否定する義両親
夫は奨学金を得て大学へ進学し、兄と妹とは異なる道を歩みました。
しかし義両親は、その選択を心の底では快く思っていなかったようです。
夫と私は大学で出会い、互いの価値観を尊重し合って結婚しました。
努力して築いたこの縁を、私は何よりも大切に思っていました。
ところが、義兄と義妹が“授かり婚”で早くに家庭を持ち、孫が生まれた途端、義両親の態度は一変。
かつては「授かり婚なんて恥ずかしい」と言っていたのに、今では「いつ子どもを授かるの?」と、夫にイヤミを言うように。
その後、子どもを授かった私たちでしたが、3歳になった子どもが「パパとママみたいなお仕事がしたい」と夢を語っていると…
「大学なんて行かずに、早く結婚した方が幸せよ?」と義母が信じられない言葉を口にしたのです。
一見、孫の将来を思いやるような口ぶりでした。
しかしそれは、私たち夫婦の生き方、そして子どもの夢を真っ向から否定する言葉です。
加えて「義兄妹の家庭は苦労しているから」と、お年玉を“少し多めに渡してほしい”という一方的な要求まで…。
“孫に囲まれたい”という自分たちの理想のために、他人の人生さえ思い通りにしようとする姿に、私は言いようのない不気味さを覚えました。
夫も同じ思いだったようで、私たちはそれ以来、義実家と一定の距離を置くことにしました。
(35歳/女性)
最後に
義両親の言動から生じた「不気味さ」や「違和感」は、ご自身の核となる価値観が脅かされているサインです。
大切なのは、その違和感を放置せず、夫婦で共有し、家族を守る具体的な行動をとることです。
不当なお年玉の増額要求など金銭的な干渉に対しては「皆公平に」という夫婦のルールを盾に毅然と断ることが重要。
さらに、連絡頻度や帰省時間を見直し、物理的・精神的な「距離」を保つことが大切です。
あなたが感じた心のモヤモヤは、不当な扱いに起因する正当な感情です。
家庭の未来を守るために、迷うことなく行動を変える権利と責任があるのです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています
