妊娠中のつわりで苦しむ嫁に【3倍の家事】を押しつける義母。しかし「どういうつもり?」限界寸前な嫁の元に“救世主”が登場!?

妊娠中のつわりは、経験した人間にしか理解しがたい、心身ともに過酷な試練です。
中には、義家族からの心ない言葉や、理解のない態度に深く傷つき、孤独を感じてしまう方もいらっしゃいます。
本来、喜びに満ちたはずのマタニティライフが、義母からのプレッシャーや家事の負担によって、苦痛に変わってしまう状況は、非常につらいことでしょう。

今回は、つわりで苦しむ女性が、理解を示さない義母の言動に追い詰められた体験談を紹介します。

妊娠中の嫁をこき使う義母…

私が妊娠中の出来事です。
当時はつわりがひどく、毎日吐き気に襲われ、何もできない状態でした。
1日中横になっていなければならない日が続き、心身ともに疲れ切っていました。

そんな状態であったのにもかかわらず、近くに住んでいる義母は「ずっと横になっているからいけないんじゃない?」と、私に言いました。
その後から、義母は自分の家の分の買い物や家事を私に指示するようになったのです。
自分の家の分だけでも大変なのに、義実家には義妹もいるため、3倍近い量の家事を毎日吐きながらなんとかこなしていました。
そんな日が続き、心身ともに追い詰められていったのです。

ある日、私の友人が遊びに来てくれたのですが「ひさしぶりー、って大丈夫!?」と、私のあまりの顔色の悪さに驚き、心配してくれました。
その友人は、それ以降買い物や家事を手伝いに来てくれるように。

救世主の登場で…

夫に相談すると「友人が手伝ってくれてよかったね」と言うだけで、義母に何も言ってくれませんでした。
結局、私の状態が母に知られてしまい、実家に避難することになりました。
実家では、私の母がすぐに私の体調を心配してくれ、義母から受けた仕打ちを話すと激怒。

私の母は夫に「どういうつもり?娘を大切にしないのなら、もう帰らせません」と言い放ったのです。
夫は母に叱られてから、初めて私に嫌がらせをしていた義母に気づいてくれました。
2児の母になった今も、義母との関係が良好とは言えませんが、嫁として頑張って出来ることはこなしています。

最後に

妊娠中のつわりで苦しんでいるとき、身近な家族の理解が得られないと不安になることでしょう。
そのようなときには、ご自身のつらさを我慢しすぎず、夫婦で問題に向き合う勇気を持つことが大切です。
医師の診断書や「安静が必要」といった具体的な指示を示し、感情ではなく客観的な情報で義母に理解を求めてみてください。
それでうまくいかなかったときには、夫を通して連絡を取ったり、実家や友人宅などに避難先を確保したりすることで、心と体の安定を保てます。
これは逃げではなく、母子を守るための賢明な選択です。
ご自身の健康とお腹の赤ちゃんを最優先に、冷静に一歩を踏み出してみてください。
その決断こそが、これからの家族のあり方を優しく変えていく力となるはずです。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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