子どもと遊ぶ時間は、親子の絆を深めるかけがえのないひとときです。
同時に、子どもの安全と周囲への配慮に責任を持つべき大切な時間でもあります。
特に公園のような公共の場では、子どもが怪我をしたり他の子どもに迷惑をかけたりするリスクも存在します。
今回は、夫の無責任な行動から子どもの安全確保と配慮の重要性、親としての責任の重さを改めて感じた妻の体験談を取り上げ、夫婦間の意識の共有について考えていきます。
休日の公園で息子と遊ぶ夫が見せた「無責任さ」に驚愕…
ある休日、小学生の息子と夫と3人で近所の公園で遊ぶことになりました。
最初は仲良くキャッチボールをしていましたが、そのうち夫がスマホに夢中になり、ボール遊びも適当に扱い始めるように…。
少し不安に思いながらも、私は自動販売機で二人の飲み物を買うため少しその場を離れました。
戻るとき、嫌な予感がして…それが的中してしまったのです。
息子が勢いよく投げたボールに夫は手を出さず、そのボールが隣の子どもの顔に当たりそうになってしまいました。
びっくりしたその子は「うわあああん!」と泣き出してしまったのです。
青ざめた私が必死に謝るも、夫は軽く笑うだけ。
そのとき私は、息子の安全と他の子どもへの配慮がない夫の無責任さに愕然しました。
またブランコや滑り台で遊んでいたときも、夫は一切注意を払わずベンチに座ってスマホをいじり続け、息子が友達とぶつかりそうになる場面が何度もありました。
「もう任せられない…」私は心の中でため息をつき、急いで駆け寄って息子を守りました。
帰宅後、私に小さな声で「パパ、あんまり見てくれてなかったね」と囁く息子。
「この子もそう感じていたんだ…」と思うと胸が痛みました。
意を決し「息子の安全や周りへの配慮を最優先してほしい」と伝えたものの、夫は「そんなの気にしすぎ」と軽く返すだけ。
もはや憤りを通り越して、呆れに近い感情が湧き上がったほどです。
この経験から、私は親として息子の安全や周囲への気配りを常に考え、目を離さない重要性を改めて認識しました。
遊びの最中に目を離すことで生じるリスクを実感し、息子と過ごす時間における責任の重さを痛感した日となったのです。
(43歳/女性)
最後に
公園での夫の行動と「大丈夫」と安易に片づける態度は、親としての責任を果たしているとは言えません。
この体験談の教訓は「子どもの見守りは『いる』ことではなく『見ている』ことである」という原則です。
物理的な存在だけでなく常に危険を予測し、即座に対応できる注意力こそが、親に求められる責任ではないでしょうか。
今回の体験談のようなことが起きないよう、相手に以下3つのことを意識して伝えてみましょう。
- 夫に対しあくまで冷静に「万が一の事故が起こった場合のリスク」を具体的に伝え「遊びの最中のスマホは控える」というルールを明確に設ける
- 何かがあった時「あなたが悪い」と責める口調ではなく「子どもを守る、親としての約束」として提案する
- また「子どもの安全を最優先すること」は「気にしすぎ」ではなく、社会の一員としての「義務」であることを夫に再認識してもらう
夫婦で子育ての責任感を共有し、お互いの役割を尊重し合うことが大切です。
ぜひこの経験を乗り越え、子どもにとって安全で楽しい時間を提供できるようにしましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
