妊娠中は身体的にも精神的にも非常にデリケートなもの。
そんなとき、義父母の存在は本来頼もしいものであるはずです。
しかし、助けられるどころか、過度な要求や心無い言葉で逆に不毛なストレスを抱えてしまうケースも珍しくありません。
今回は、義母からの理不尽な要求に苦しめられた妻の体験談を紹介します。
2人目の妊娠をきっかけに…

私が2人目を妊娠したときのこと。
夫が義母に助けを頼んでくれて、私たちは義実家の隣に引っ越しました。
こうして、義実家の隣で生活が始まったのですが…、引っ越してすぐ、義母は毎日お昼前になると私たちの家にやってくるように。
義母は「来たわよ!お昼、一緒に食べましょ。なにを作ってくれるのかしら?」と私に対して言ってきて、とても驚きました。
妊娠中で助けがほしい私に、毎日のようにお昼ご飯を作らせる義母。
さらには夕食も私に作らせて、食べていく始末…。
義母「夕飯ができあがったら呼んでね」
何もせず楽をしているだけの義母に、正直、腹が立ちました。
ところが夫が義母にそのことを問い詰めようとしても、義母は「様子を見てあげているのよ。なにかあったらすぐに助けられるから安心じゃない」と、義母は悪びれるどころか、まるで見守っているかのように話したそうです。
ところが…。
義母の本心
その一方で義母は私に「ねえあなた、なにかいろいろ言ってるみたいだけど…」と怖い顔をしながら、たたみかけるように
「私は息子の妊娠中に夫の実家で同居していたのよ」
「妊娠していても私は家事を全部やったし、おばあちゃんの世話もしていたの」
「妊娠していたって普通にできるのよ」
と言うのです。
私にはまだ小さい子どもがいるし、つわりもひどく義母の心無い言葉と態度で体調もすぐれません。
妊婦さんがみんな同じとは限らないので、義母にはただただ、手を貸してほしかっただけなのです。

その後私は無事に出産しましたが、妊娠中のつらさや義母からの仕打ちは決して忘れません。
いつか仕返しを目論んでいます。
最後に
義母に仕返ししたいという感情は、それだけ深く傷つけられた証拠です。
しかし、そのエネルギーを「夫婦の平和と未来を守るための建設的な行動」に変えることこそが真の問題解決につながります。
義母からの過干渉や無神経な言葉に悩む方は、それらをシャットアウトするための行動を取ってください。
具体的には、どれだけ心身ともに疲弊しているかを、感情論ではなく客観的・具体的な事実をもって夫に素直に話すのです。
そして義母への対応(訪問の断り、夕食の要求への拒否など)は、すべて夫に一任してください。
義母が来たときは夫が玄関で対応し「今はゆっくり休ませたいから」と断るなど、物理的な境界線を設けてもらいましょう。
夫があなたの「最強の盾」として機能すれば、あなたはストレスから解放され育児と自身の心の平穏に集中できるようになるはずです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
