「仲良し夫婦」を演じながら【モラ夫の束縛】に耐え続けた妻。しかし、夫の一言に『プツン!』ついに徹底反撃!?

モラハラなどの言葉の暴力は見えない心の傷となり、徐々に自信と尊厳を蝕んでいきます。
今回は、夫の執拗な支配から抜け出すために決断し、大きな一歩を踏み出した女性の体験談を紹介します。

心が完全に壊れる前に勇気を持って動いた女性から学べることがあるはずです。

支配とモラハラに自分を失いかけた

夫は、結婚当初から私の行動を細かく制限し、言葉で傷つけることを繰り返してきました。
服装や友人関係にも口を出され、常に否定され続ける毎日。
自分らしさを失っていくのがつらくて仕方ありませんでした。

周囲からは「仲のよい夫婦」だと言われていましたが、内心は孤独で誰にも打ち明けられずに苦しんでいたのです。
ある日、夫が「お前にはひとりで生きていける力なんてない」と吐き捨てたそのとき、心の中でプツンと何かが切れました。

このままでは本当に自分を失うと思い…
密かに家計簿や夫の発言の証拠をコツコツと集め、勇気を出して弁護士に相談することに。
最初は不安や恐怖でいっぱいでしたが、法的に自分の権利を知ることで気持ちが強くなり、支えてくれる人の存在にも救われました。

そうして離婚調停では、夫のモラハラ発言の録音を提出したおかげで…
経済的にも精神的にも有利な条件で離婚を成立させることができたのです。
今では自由に笑い好きな服を着て、友人とも気兼ねなく会える日々を取り戻しました。

あのとき勇気を出して行動した自分を思い出しては、今も誇りに思っています。
(34歳/女性)

最後に

精神的な支配は、被害者の判断力を鈍らせます。
「自分には価値がない」「1人では生きていけない」と思い込ませてしまう非常に陰湿な行為です。
しかし今回の女性は、冷静かつ戦略的に証拠を集め、専門家の力を借りることで見事に自由を勝ち取りました。

もし苦しい状況に置かれているとしたら、心の声に耳を澄ませて幸せへの一歩を踏み出す準備を始めてください。
日々の暴言や出来事を日時とともに記録し証拠を集めるだけで、いざ動いたときに強力な武器としてあなたを救ってくれるはずです。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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