交際8年で念願の婚約。しかし「…あれ?」彼の【生活感ゼロな部屋】が原因で“スピード破局”!?

長年の交際を経て結ばれた婚約は、未来への希望に満ちた揺るぎない絆の証…であるはず。
しかし、そんな幸せに満ちた日々は得てして、裏切りや破局を招くことがあります。

今回は、小さな違和感から婚約者の許しがたい“二重生活”を知った彼女が、法的手段で自分の尊厳と生活を守った体験談を紹介します。
裏切りに直面したときこそ、冷静に対処することの大切さを学んでいきましょう。

週末婚状態の2人

交際8年を経てついに婚約した私たち。
お互いの家が車で片道1時間ほど離れていたため、私は毎週末に彼の家を訪れて洗濯や掃除、食事の準備といった家事をしていました。

ある日のこと。
いつものように彼の家を訪れ家事を始めようとしたとき、ベランダに干してあった洗濯物が目に入りました。
先週私が干したままになっていたのです。

「取り込み忘れたのかな?」と思いそれほど気に留めませんでしたが、次にキッチンに行くと、シンクも排水口もカラカラに乾いていた状態。
「なんだろう、この違和感…」そのとき私は妙な胸騒ぎを覚えました。

彼の裏切り


この部屋からは生活感がまったく感じられなかったのです。
私が家事をしているからキレイなのは当然ですが、小さな汚れや水滴すら見当たらない状態はあまりに不自然。

そんなことを考えていると、彼がトイレから出てきたので私は「ねえ、聞きたいことがあるんだけど…」と問い詰めました。
すると彼は「ごめん…実はずっと同僚のA子の家で過ごしていて…いろいろやってくれるし楽だったし…」と白状したのです。

婚約していて、近々結婚もするということをわかったうえでの裏切りに、私は怒り心頭。

彼は必死に言い訳をしようとしましたが、私の心はもう彼の言葉を受けつけず、もちろん婚約は破棄しました。
長年の交際を経てようやく手にしたと思った幸せが、こんな形で崩れ去ったことは、私にとって大きな傷となりました。

最後に

小さな違和感を流さなかった判断力、法的手段で自身の尊厳と生活を守り抜いた決断力は尊敬に値するもの。

次の一歩を踏み出す準備として、婚約破棄で区切りをつけたように『この経験は過去のもの』と意識的に線引きをしましょう。
それにより、新たな信頼関係を築くための真に強い自分へと変わっていくことができるはずです。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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