メールやLINEといったメッセージツールで「誤爆を経験した」または「他人の誤爆を見た」という方も多いのではないでしょうか。
そのとき見苦しい言い訳をするのか、潔く認めるのかでその人の人間性が垣間見えます。
今回は社内で起きた誤爆を巡る体験談を紹介します。
「言い訳は証拠に勝てない」という教訓について一緒に深く考えていきましょう。
社内恋愛の噂が誤爆で確定に…
私が勤務する会社での体験談です。
あるとき、営業チームの先輩男性と後輩女性の“親しげな関係”が社内で大きな話題になりました。
2人は「プロジェクトの相談」と称し、毎日のように社内チャットで親密なやり取りを交わしていたのです。
最初は冗談めいたやり取りだったようですが…
あるとき後輩女性が送ったハート付きメッセージが誤送信で社内全員に届いてしまいました。
「昨日は楽しかったね!また2人でごはん行こう♡」と書かれていたのです。
瞬時に「えっ…?これって…」と噂が確信となり、社内に広まっていきました。
ところが驚いたことに、男性先輩は「勝手に送信されただけ」と主張。
後輩女性も「私のスマホが勝手に送った」と真顔で同調する始末。
その場にいた社員全員が、あまりに苦しい言い訳に唖然としましたが…
2人のスマホを確認したところ、やり取りは完全に意図的であることが判明。
結局、男性先輩は上司に叱責され後輩女性も異動する羽目になったうえ、2人には「自動送信スマホ」というあだ名がつけられしばらくネタにされていました。
この出来事を通して、私は「どんなに言い訳を考えても、デジタルな証拠は必ず残る」という事実を痛感したのです。
仕事と恋愛は紙一重ですが、社内では特に慎重さが求められると痛感した出来事でした。
(33歳/女性)
最後に
1回でも嘘をつくと、その嘘を隠すためにさらに多くの嘘を重ねる必要が出てきます。
これは精神的な負担だけでなく、周囲からの信頼を失うリスクもともないます。
問題が発覚したときこそ、潔く非を認め誠実な姿勢を示すこと。
それがもっとも早く事態を収束させるとともに、信頼回復への道筋をつくる唯一の方法と言えるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
