孫の存在は義父母にとって何にも代えがたい喜びであり、かわいがってくれることは両親にとっても大変ありがたいこと。
しかし、子育ての方針や安全面への配慮を欠いた「無神経な行動」により、子を持つ親は大きな気苦労を感じます。
今回紹介するのは、幼い子どもがいる妻の義実家での体験談です。
食に関する義母の無神経な行動に妻が抱えたストレスと、義実家に大切なことを伝えるためのヒントを考えていきます。
無神経な義母に困惑
義家族と会うのは帰省のタイミングだからか、義父母は私たち夫婦の子どもたちをすごくかわいがってくれます。
それは嬉しいんですが「勝手にやめて!」と言いたくなる行動にイラッとすることも…。
たとえば、義家族の無神経な行動のひとつが「食」です。
以前、私がキッチンで洗いものをしていて、義母がリビングでプリンを食べていたときのこと。
義母のもとに子どもがやってきて、食べているところをじっと見ていたのでしょう。
「これ、話題のプリンよ。味は間違いないんだから~」と、義母が子どもに話しかけていました。
ほっこりしながらキッチンで洗いものを進めていたら「おいしい!」という子どもの声が聞こえて。
私は青ざめ、慌てて振り返ると、義母はなんと子どもにプリンを食べさせていたのです。
とっさに「お義母さん!」と大きな声を出すも、義母は「なによ!ひと口くらいで怒らなくてもいいじゃない!」と激怒。
自分が食べていたスプーンでの口移しは止めてほしいと何度も伝えているし、子どもには食物アレルギーがあるので食べさせる前に私に確認してほしいことも伝えているのに…。
無神経すぎる行動に毎回ヒヤヒヤしてしまいます。
今回は対応が早かったから子どもには影響が出ませんでしたが、本当に配慮がなく、毎回気が抜けません。
(42歳/女性)
最後に
子どものアレルギーに関わる問題は、親にとって譲れない生命線。
考え方にギャップがあることを理解しつつも、子どもを守るには毅然とした態度で改善していくことが必要です。
もし、義父母の子どもに対する無神経な行動に悩んでいるなら、感情的にならず「愛情」と「安全」という共通認識を基盤に対話を進めてみてください。
大切なのは問題行動を“指摘する”のではなく安全対策への協力を“お願いする姿勢”で臨むこと。
これらを意識し、家族全員が気持ちよく過ごせる環境を整えましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
