妊娠中のつわりは、経験した人にしかわからない、とてもつらい症状です。
心身ともに不安定になる時期で、日常生活さえも大きな負担となります。
そのような状況で、1番の理解者であってほしい夫からデリカシーのない言葉をかけられたら…。
今回は、つわりに耐えながら日々頑張っていた妻が、無神経な夫の暴言により苦しめられたという体験談を紹介します。
つわりに耐えて夫のお弁当作り
初めて妊娠したときのことです。
私はつわりがひどく、常に吐き気に襲われ横になって休んでいることが多い日々でした。
そんな中でも夫のお弁当だけは、匂いに耐えながらなんとか作っていました。
ある朝、私は気持ち悪さに耐えながらお弁当を作り、夫に手渡しました。
夫は「ありがとう」と言うと、背を向けたまま「そういえば俺の同僚の奥さんってさ、つわりで点滴とかしているらしいよ。」と言い出し…。
無理して頑張っているのに…

「同僚の奥さんより元気じゃん!」と笑いながら言うと、そのまま会社へ行ってしまったのです。
残された私はその言葉にゾッとしました。
「無理して頑張っているのに、こんな暴言を吐かれるなんて…」と、怒りを通り越して涙が止まりませんでした。
最後に
夫のために続けた努力を、他者との比較で簡単に否定されてしまうのはとても悲しいこと。
こうしたケースでは「目に見えない努力やつらさを『言葉』にして伝え合うこと」が大切です。
夫の「想像力の幅」を広げるため「どんなことで苦しんでいる」「匂いで気持ちが悪くなる」など、自分のつらさや状況を少しずつ言葉で伝えてみてください。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
