期待を込めて仕掛けた夫婦間のサプライズ。
しかし現実は、思わぬ結末を迎えてしまうことがあるかもしれません。
喜ばせたい一心がすれ違った瞬間、愛情が戸惑いに変わってしまうことも…。
今回は、夫からのクリスマスプレゼントに戸惑った妻の体験談を紹介します。
クリスマスに宅配便
これは、クリスマスに起こった話です。
結婚して子どもが産まれ、クリスマスを家族みんなで過ごすようになると、メインは子どもになり自分のことは後回しでした。別に気にしてもいなかったのですが…。
クリスマス当日、突然、宅配便が届いたのです。
なにげなく受け取った私が目にしたのはなんと…！前から欲しかったバッグ。
なんと夫が、サプライズで頼んでくれていたのでした。
“こんなサプライズ素敵…！”と私が感激したのも束の間…。
まさかの代引き
宅配業者に「代引きなので〇万円になります」と言われ、私は「えっ…」と思わず硬直。
まるで天から地へと落とされた気分でした。
我に返った私はとにかく「払わなければ」と財布に入っていたお金でなんとか支払いました。
あとで夫からは謝罪があり、ディナーで埋め合わせをしてくれました。
代引きにしていたのを忘れていたと夫に言われ、以降私はクリスマスが近くなると、夫のことを心の中でこっそり『代引きサンタ』と呼んでいます。
嬉しさがちょっと切なさに変わり…なんとも言えない気持ちになったクリスマスの出来事でした。
最後に
よかれと思って用意したサプライズのプレゼントが、相手の期待から外れ、失敗してしまうこともあるかもしれません。
しかし、そのようなときに大切なのは、言い訳より先に、素直な謝罪と気持ちを込めた説明です。
プレゼントを用意した経緯を伝えつつ、相手の本音にも耳を傾けましょう。
失敗は関係を深める材料にも変えることができます。
お互いの小さなフォローの一言や、日常の気遣いが信頼関係を取り戻すきっかけとなるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています