「言葉」や「態度」は、相手に愛情を伝える大切なツールである一方、相手を傷つける刃にもなり得ます。
特に、相手を否定するような言葉や高圧的な態度は、関係に深い溝を作ってしまう原因になりかねません。
今回は夫の高圧的な態度と、支配的な言動に深く悩む妻の体験談を紹介します。
心を壊されてしまう前に、気づいておきたいポイントを探っていきましょう。
高圧的でモラハラ気質な夫
私の夫は、怒ると信じられないようなことを平気で口にします。
その日も驚くべき言葉が飛び出しました。
夫は高圧的な態度で「お前は俺より稼げるのか？」と、信じられない問いを突きつけてきたのです。
さらに家事や育児についてまでも「家事育児を完璧にやるのは当たり前だ」と言い、最後に畳みかけるように「俺なら全部完璧にできる」と豪語したのです。
その言葉を聞いて、私は思わず「ひどい…なんでそこまで言うの？」と訴えました。
ところが夫は…。
君のため…？
私の両肩をガシッと掴み、顔を近づけて「お前にわかってほしいからに決まってるだろ！ 全部お前のためなんだ！」と大声で言ったのです。
その瞬間『自分が言われるのは耐えられないくせに』とうんざりしました。
また、私のためなら、私が心を壊すような態度を取ったり言い方をしたりしないはず…。
以降、私は『夫は人としてどうなのか？』『私はなぜこの人と結婚したのだろう？』と自問しながら過ごしています。
最後に
このようなモラハラに対しては、相手の言葉を真正面から受け止めて自分を責める必要はありません。
まずは冷静な話し合いの場を設け、態度や言葉にどれだけ傷ついているかを淡々と伝えましょう。
それでも改善が見られなければ、物理的な距離を置くか、夫婦カウンセラーの力を借りることをおすすめします。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています