新年の始まりは、親族が集まる楽しいひとときです。
しかし親しい間柄であっても「お金」に関する話題は頭を悩ませる原因になります。
今回は、義実家で「お年玉」を巡ってモヤモヤしてしまったという、妻の体験談を紹介します。
お金をテーマに、夫婦間のコミュニケーションについて考えてみましょう。
義実家に帰省
新年の挨拶を兼ね、お正月に義実家へ帰省したときのこと。
義姉には2人の子どもがいますが、まだ小学生なのでお年玉は3千円ずつにしました。
すると義母から「1万円ずつあげられない？なんでそんなに少ないの？」と言われてしまったのです。
お年玉の金額に文句を言われるとは思っていなかったため、衝撃を受けつつ呆れていました。
私は夫に「お義母さんがお年玉が少ないとか言ってるよ」とコッソリ報告したところ、夫から2万円の手持ちがあるかと質問されました。
私が「一応あるけど」と夫にお金を渡すと…。
夫が渡したお金は…
夫は満面の笑顔で「叔父さんから1万円ずつあげるよ！」と、義姉の子どもたちに渡したのです。
子どもたちはとても嬉しそうにしていましたが、私は、夫の言動に衝撃を受け『はっ？』と思いました。
私のお金を使って、自分だけ優しい親戚を演じるなんてありえません…。
結局、私が夫に貸した2万円は返ってこないまま…。
この件を機に、お正月は義姉の家族と会わないよう、日程をずらして帰省しています。
最後に
今回の教訓は、夫婦間の「報連相」が、親族関係を保つためにも重要ということです。
まずは夫婦で「共通の金銭ルール」を話し合うことをおすすめします。
お年玉など、慣習的な出費について具体的な金額のラインを決め、夫婦で共有しましょう。
夫婦で認識をすり合わせルールを決めておくことが、親族間の平穏や、心穏やかな新年を迎えることにつながっていくはずです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています