相手を思った行動でも、そのタイミングや内容が少しズレるだけで、受け取る側が残念な気持ちになることがあります。
特に体調がすぐれないときに、相手がしてくれたことに、素直に喜べなかったという経験をもつ方もいるかもしれません。
今回は、妻が高熱で苦しむときに、夫がとった行動に驚愕したという体験談を紹介します。
40度の高熱が出たとき…
私が40度の高熱を出したときの話です。
夫が「仕事を休んだし、俺が買い物に行ってくるよ」と言ってくれたので、お願いしました。

我が家には3歳と1歳の子どもがいるのですが、夫は子どもたちを連れて行かず、1人で向かってしまいました。
しかも、近所のスーパーに行ったと思っていたため、すぐに帰ってくると思ったのに、全然帰ってきません。
その間、子どもたちは騒いだり寝込んでいる私の上に乗ったり、かと思えば下の子が泣きだしたのでおむつ替えまでする始末。
まったく体が休まりませんでした。
夫が戻ってきたのは…

夫が帰宅したのは、なんと4時間後…。
「スーパーで何がどこにあるかわからず迷っちゃった」という理由はまだ理解できたのですが、少し離れたケーキ屋さんにまで行ったようです。
夫なりに考えてくれたとはいえ、高熱のなか子どもたちをずっと見ていた私は「喉が痛くて飲み込むのもつらいのに、なんでケーキなの?あり得ない」と思いました。
私は「横になりたいから残りは後で食べるね」と伝えましたが、心の中では「ありがた迷惑すぎる…」と思った出来事でした。
最後に
大切なのはニーズを正確に共有し合うことです。
たとえば、体調が悪いときには…
「とにかく静かに横になっていたいから、子どもたちを連れて外出してほしい」
「喉が痛いので、ゼリーや冷たい飲みものだけを買ってきてほしい」
というような、具体的な内容を簡潔に伝えるのがポイントです。
「何をしてもらうか」よりも「何を求めているか」を共有し、お互いの配慮や優しさに気持ちよく感謝し合える工夫をしましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
