新しい命を授かる喜びの裏側で、女性の心身には想像を絶する変化と不安が押し寄せます。
もっとも身近な存在である夫にこそ寄り添ってほしい時期ですが、ときとしてその意識の差に深く傷つき、孤独を感じることもあるでしょう。
今回は「出産」という大きな不安のなかで夫の無理解に悩んだ妻の体験談を紹介します。
夫の理解を促すために何ができるのか、一緒に考えていきましょう。
寄り添ってくれない夫
妊娠後期に入った頃、私の体調は日によって大きく変わるようになりました。
少し動いただけで息切れし、夜はお腹の張りや頻尿で何度も目が覚め、常に寝不足の状態でした。
精神的にも不安定になりやすく、初めての出産への恐怖や緊張で、常に気持ちが張り詰めていました。
そんな中、定期健診で医師から「無理をせず、できるだけ周囲に頼ってください」と言われ、周りを頼ってもいいんだと、ようやく自分に許可を出せた気がしました。
しかし、出産予定日が近づいたある夜。
腹痛を感じ、意を決して夫に連絡し、病院に連れていってほしいと頼ったのです。
しかし、夫から返ってきたのは「大げさだな」「俺今仕事だからさ、妊婦は病気じゃないんでしょ?なら一旦大丈夫だよ」と言われてしまったのです。
痛み以上に怒りがこみあげてきて、思わず「はぁ!?」とキレて電話を切ってしまいました。
結局その夜のうちに本格的な陣痛となり、1人で病院へ向かうことになったのですが、あのときの孤独感は今でも忘れません。
出産後、病院で夫は青ざめながら「え…こんなに早いと思わなかった」と口にし、ようやくことの重さを実感したようでした。
悪気がなかったとしても、妊娠・出産期の言動や態度は一生心に残るものだと強く感じたと同時に、支え合う気持ちと想像力の大切さを痛感した出来事でした。
(33歳/女性)
最後に
妊娠や出産に対し、妻と夫の認識に温度差が生じることはよくあります。
心身の変化をダイレクトに感じられないからこそ、言葉の配慮が欠けてしまうケースもあるのかもしれません。
しかし、この時期に感じた寂しさや不信感は、その後の長い夫婦生活における信頼関係にまで影響を及ぼす問題であることをお互いに忘れてはなりません。
「言わなくてもわかるはず」と思い込まず、客観的事実や感情を根気強く伝え続けることが大切です。
同じように不安を抱えている方は、体調の変化や夫に望む対応を、手帳や共有アプリなどの視覚的ツールで伝えてみてはいかがでしょうか。
また夫と共に父親・母親学級へ参加したり、医師の話を一緒に聞く機会を持ったりすることも、認識を揃えるための有効な手段となります。
小さな思いやりの積み重ねが、新しい家族を迎えるための揺るぎない絆になります。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています
