夫が他人や過去の誰かと自分を比べるような発言をすると、心に小さな傷が残ります。
冗談のつもりでも、繰り返されるほど自尊心は削られていきますよね。
料理や外見、性格まで比較の対象にされると、努力そのものが否定されたように感じることもあるでしょう。
比べられる関係は、対等な夫婦関係とは言えません。
今回は、他人と比べてくる夫にどう向き合えばよいかを整理します。
必死に家事・育児をこなすも…

私は、育児と家事に追われる毎日を過ごしていました。
その日も「もうすぐ帰ってくるから頑張らなくちゃ…!」と、夫が帰ってくる前に一生懸命タスクをこなしていたのですが…。
夫は帰宅するなり散らかった部屋をちらりと見て、ため息をつき、私を責めました。
食事のときも「前妻のほうがちゃんとしてたぞ!それに比べてお前は…」と、あろうことか前妻と比較され、私の努力はすべて否定されてきたのです。
そして「私の頑張りは、この人の前では何の意味もないんだ…」と痛感し「こうなったらアレしかない…!」と静かに決意。
でも、離婚したんでしょ?

ある日、夫のシャツをアイロンがけしていると「シワになってる!前妻はもっと上手かったけどな〜」と言ってきた夫。
そこで私は「そんなに素晴らしい方だったのなら、なぜ離婚したんですか?」と夫を問い詰めたのです。
言葉を失う夫に、私は積年の思いをぶつけました。
「離婚されたんでしょう?もう結構です、過去の幻とでも暮らしてください!私はあなたの思い出の代用品じゃありませんから!」と。
そして離婚届を突きつけると、夫は冷や汗を流しましたが、私はようやく自分自身を取り戻したのです。
今では晴れやかな気持ちで過ごしています。
最後に
対処の基本は、比較の土俵に乗らないことです。
「誰かと比べられるのはつらい」と事実と感情を短く伝え、評価軸をこちらに戻します。
言い返すよりも、「私は私」という立場を明確にするほうが効果的です。
また、繰り返される場合は、その言動が関係に与える影響を具体的に示すことも必要です。
相手の基準に合わせる必要はありません。
自分の価値を守る姿勢が、関係のバランスを整える第一歩になります。
作画:むい
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
