共に歩むと誓った相手から、子どもの存在そのものを否定されるような言葉を投げかけられたとき、積み上げてきた幸せな記憶は一瞬にして色褪せてしまいます。
しかし絶望の淵に立たされたときこそ、進むべき真実の道が見えてくることもあるのです。
今回は、夫から謂れのない疑いによって心をえぐられ傷つきながらも、子どものために勇気ある決断を下した妻の体験談を紹介します。
許せない言葉…

「息子は本当に、俺の子か?」
夫から信じがたい疑いをかけられたあの日から、私の日常は一変しました。
なんの根拠もないのに、夫は私が托卵したかのように言い立てたのです。
浮気を疑われた悲しみを抱えたまま、私は家庭裁判所での調停に参加しました。
裁判所で…

資料を渡すと、こともあろうに、調停委員は「ご主人が疑いをお持ちだという事実が重要ですので」と冷淡に告げました。
その言葉に、胸が締めつけられ、私は息子を守るために強くならなければと決意しました。
鑑定試料の採取当日、写真を確認していた調停委員は息子を見るなり「鑑定するまでもないくらい、ご主人に瓜二つなのにね」と、微笑んでくれました。
夫の言葉に絶望していましたが、きちんと事実を見てくれる人がいると確信し、夫より優位な立場に私は立ったと感じました。
最後に
歩み寄る努力が報われない関係においては、自分の「正しさ」を相手に認めさせること以上に、自分の「平穏」の確保を優先することが大切です。
事実を捻じ曲げて攻撃してくる相手と同じ土俵に立つことは、自分だけでなく子どもの健やかな成長をも阻害しかねません。
もし今、同じように理不尽な疑いや不当な扱いに苦しんでいるなら、まずは外の世界に目を向け、公平な視点を持つ第三者の声を積極的に取り入れてみてください。
専門家への相談はもちろんですが、信頼できる友人や家族に思いを吐露するだけでも、固執していた関係から脱却するきっかけが得られるはずです。
また、自分と子どもにとっての「本当の幸せ」を再定義し、それを実現するための自立に向けた準備を少しずつ始めていきましょう。
あなたの決断が、いつか子どもにとっても誇れるものになるよう、一歩ずつ新しい道を踏み出してください。
作画:natsuki
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
