陣痛が来て、連絡すると…『妊婦は病気じゃない』と車を出さない夫。だがその夜⇒夫は病院で顔面蒼白に!?

初めての妊娠や出産を控えた時期、体調の変化や未知の体験への不安に押しつぶされそうになったことはありませんか?
とくに出産間近の心身は非常にデリケートで、誰よりも信頼している夫のサポートを必要とするものです。

「自分1人ではない」と思えるだけで救われるものです。

しかし、一番の味方であるはずの存在から、想像もしていなかった冷たい言葉を投げかけられたら…。
今回は、妊娠・出産期の夫婦のあり方について、改めて整理しておきたい考え方をまとめます。

陣痛の夜に放たれた言葉

妊娠後期に入り、私の体調は日に日に変化していきました。
少し動くだけで息が上がり、夜はお腹の張りや頻尿で何度も目が覚める日々。

初めての出産に対する恐怖や緊張も重なり、心身ともに限界が近づいていました。
定期健診で医師から「無理をせず、周囲を頼るように」と言われたことで、ようやく私は自分自身に「夫を頼ってもいいんだ」と許可を出せた気がしていたのです。

しかし、ついに出産予定日が近づいたある夜のこと。
経験したことのない腹痛に襲われ、私は意を決して仕事中の夫に連絡しました。

震える指でスマホを握り締め『陣痛が…病院に連れて行ってほしい』と必死の思いで助けを求めたのです。
すぐに返ってきたメッセージを画面で確認した瞬間、私は自分の目を疑いました。

夫から送られてきたのは『大げさだな』という、あまりに無慈悲な一言。
続けて画面に表示されたのは『妊婦は病気じゃないんでしょ?なら一旦大丈夫だよ』という、私の苦しみを真っ向から否定するメッセージでした。

あまりの衝撃と絶望感に、一瞬だけ痛みを忘れるほどの怒りがこみ上げてきました。
私は迷わず『はぁ!?』とだけ打ち込み、そのままスマホの電源を切り、放り出しました。

結局、その夜のうちに本格的な陣痛が始まり、私はたった1人でタクシーを呼んで病院へ向かいました。
暗い車内で1人、痛みに耐えながら感じたあの圧倒的な孤独感は、今でも鮮明に思い出されます。

後日、無事に生まれた我が子を前にして、夫は青ざめながら「こんなに早いと思わなかった」と口にしましたが、私の中に刻まれた心の傷が消えることはありませんでした。

最後に

「妊婦は病気ではない」という言葉は、決して「無理をしてもいい」「痛みに耐えて当然」という意味ではありません。
むしろ、それだけ身体に大きな負荷がかかっており、周囲の細やかな配慮が必要な状態であることを指しています。

とくに男性にとっては、自分の身に起きない出来事だからこそ、想像力を働かせることが不可欠です。
悪気がなかったとしても、この時期に放たれた不用意な言動や無関心な態度は、妻の心に一生消えない傷を残します。
夫婦として長く歩んでいくために必要なのは、一方的な我慢ではなく、お互いの苦しみを理解しようとする歩み寄りではないでしょうか。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています。

この記事を書いたライター