毎日、家族のために台所に立つ時間はあたり前のことではありません。
とくに共働きで忙しい朝、栄養バランスを考えながら弁当を完成させるのは大変な労力が必要です。
しかし、その献身を当然の権利のように受け取り、感謝どころか心無い言葉をぶつける配偶者がいるのも悲しい現実です。
歩み寄ろうとする努力さえ踏みにじられたとき、私たちはどのように自分の心を守り、相手に現実をわからせるべきなのでしょうか。
今回は、身勝手な振る舞いを続ける相手に対して、冷静に自分の意思を示し、今後の関係性を整理するための考え方をまとめます。
感謝を忘れた夫への「特製弁当」
結婚生活も長くなり、私たち夫婦は40代後半を迎えました。
共働きで慌ただしい毎日を送る中、私は欠かさず夫の弁当を作り続けてきました。
しかし、夫から「ありがとう」の一言を聞くことはありません。
食べ終えた弁当箱を出すことも、ましてや洗うこともせず、実のところあたり前のように食卓に置かれたものを持ち出すだけ。
ある日、少しでも会話のきっかけになればと『弁当どうだった?』とLINEを送りました。
返ってきたのは『冷凍食品は美味しかった』という、手作りの副菜をすべて無視した無慈悲な一言。
あまりの物言いに、私は思わず『は?』と返信してしまいました。
怒りが収まらなかった私は、翌日、夫が「一番美味しい」と豪語した冷凍食品のコロッケとトンカツだけを隙間なく詰め込み、夫に持たせました。
昼休み、職場でその光景を目にした夫から、怒涛のメッセージが届きました。
『な、なんだこれ…!』
続けて『俺に恥をかかせたいのか!』という怒りの言葉が画面を埋め尽くしました。
帰宅するなり、夫は弁当箱を床に投げつけ、烈火のごとく怒り狂いました。
「あなたが一番美味しいと言ったものを詰めただけ」と冷静に返すと、夫は「誰の稼ぎで生活できていると思ってるんだ!」と、共働きの私に対して信じられない暴言を吐いたのです。
さらに「冷凍食品は1品まで」「残り物は入れるな」「もっと朝早く起きて作れ」と、ワンオペで家事をこなす私にさらなる負担を強いる身勝手な要求を突きつけられました。
私が反論しようとしても、夫は耳を貸そうともしません。
その傲慢な背中を見ながら、私はこの人との未来に静かに見切りをつけたのでした。
最後に
夫婦の間に上下関係を持ち込み、相手の献身を軽んじる態度は、健全な関係を壊す決定打となります。
とくに弁当や食事といった、毎日の積み重ねに対する敬意を失った相手に対して、これまで通りの優しさで接し続ける必要はありません。
あなたが差し出してきた愛情を「当然の義務」と勘違いしている相手には、一度その供給を止めるか、相手の望み通りの形(皮肉を含めた形)で現実を突きつける勇気も必要です。
言葉で伝わらない相手には、行動で示す。
それが、自分自身の尊厳を守り、理不尽な要求に振り回されないための第一歩となるはずです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています。
