配偶者からの言動に傷つく関係が続く中で、さらに裏切りが重なると、気持ちの行き場がなくなることがあります。
とくに相手の態度が一方的な場合、自分だけが我慢しているように感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
こうした状況では、感情に引きずられて行動を決めてしまう前に、何を優先すべきかを整理する視点が必要になります。
夫の態度が冷たくなって…

私は夫と2人で暮らす主婦です。
最近、夫は仕事のストレスが原因なのか、私へ強く当たるようになり、家の中の空気はすっかり重くなってしまいました。
食事の支度が終わっていないと、夫は仕事から帰るなり「在宅勤務なんだから家事を優先しろ」と怒鳴ることもあり、
かつて学生時代に一緒に笑い合っていた頃の面影はもうありません。
そんなある日、夫のポケットから見覚えのないグロスが出てきました。
不審に思っていると、タイミングを見計らったかのように知らない女性から「グロス気づいた?」「あなたの夫惚れさせちゃってごめん♡」という挑発的なメッセージが届いたのです。
その瞬間、夫が冷たくなった理由が一気につながり、浮気を確信しました。
仕返しを決意し…

私はすぐに夫を問い詰めました。
グロスのことも、女性からのメッセージもすべて突きつけましたが、夫は「俺は浮気なんかしてない」「ただのイタズラだろ」と軽くあしらうばかりでした。
納得できずに問い続けると、今度は「キモイんだよ、黙れ!」とまで言われ、心が一気に冷え切りました。
あんなに大切に思っていた人が、こんな言葉を平気で投げつけるなんて信じられませんでした。
その瞬間、もうこの人を守る必要も、許す理由もないと感じ、静かに復讐を決意しました。
夫に離婚を突きつけると…

それからも夫の暴言や、浮気相手からの嫌がらせの連絡は止みませんでした。
それでも私は感情を押し殺し、反撃のための準備を進めました。
そしてすべてが整ったある日、私は夫に離婚を切り出しました。
すると夫は「お前みたいな無能が1人で生きていけるわけないだろ」と見下したように笑いましたが、
「そういう態度がもう限界なの」とはっきり言い返しました。
夫は内心、離婚を歓迎しており、浮気相手と一緒になれると思っているようでした。
その姿を見て、最後まで自分勝手な人だったと、ただ呆れるばかりでした。
一度油断した夫に…

夫はおそらく、浮気がバレていないまま離婚できたと安心していたのだと思います。
しかし私はすべて気づいていました。
あえて離婚の場では何も言わず、その代わりに浮気の証拠を夫の会社へ送っていたのです。
結果、今後のことを考えてニヤニヤしながら出社した夫は、怖い顔をした専務から「今すぐ会議室」と呼び出しを受けたようで…。
浮気と一緒にこれまでの不正行為まで明るみに出た夫は、会社での立場を完全に失い退職に追い込まれたと聞きました。
私はその後、慰謝料もきちんと請求し、しっかりとけじめをつけました。
今はようやく解放され、自分のために前を向いて生きられる日々を取り戻しています。
最後に
仕返しを考える気持ちは無理に抑え込む必要はありませんが、その行動が自分にとって不利にならないかは冷静に見極める必要があります。
まずは事実関係を記録し、自分の立場を守る準備を整えることが現実的です。
そのうえで、距離の取り方や関わり方のルールを見直し、心身の負担を減らす選択が有効と考えられます。
感情の発散よりも、今後の生活を安定させる方向に力を使うほうが、結果的に自分を守ることにつながるでしょう。
作画:南野ななみ
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
