育児の負担が一方に偏ると、心身ともに余裕が失われやすくなります。
とくに夫の関わりが少ないと感じたとき、怒りや悲しさを抱くこともあるでしょう。
言葉にしても伝わらないもどかしさや、諦めに近い感情が混ざることも考えられます。
そのまま抱え込み続けると、関係そのものに影響が出る可能性もあります。
まずは揺れ動く気持ちをどう扱うかを整えることが、現実的な対処の出発点になります。
夫にオムツ替えのお願い

結婚して娘も生まれ、幸せなはずの日々。
しかし、私はほぼワンオペの育児と家事に、毎日疲れ果てていました。
鍋を火にかけているタイミングで、娘が泣き出してしまいました。
どうやらオムツを替えてほしい様子です。
どうしようと思っていると、いいタイミングで夫が帰宅。
私は言葉を選びながら、夫に娘のオムツ替えをお願いしました。
しかし夫の口から出たのは「えー」の一言だけ…。
仕事で疲れてるんだよ

ソファにどさっと座り込む夫。
そして「仕事で疲れている」と言ってオムツ替えを拒否しました。
その間に台所では鍋が吹きこぼれてしまい、コンロのまわりはびしゃびしゃに…。
さらに家事が増えてしまったのです。
夫はスマホを見ているだけ

オムツ替えをする私の横で、スマホをポチポチといじる夫。
(スマホをいじる暇があるなら手伝ってくれたらいいのに…)
そう思わずにはいられません。
仕事一筋で生きてきた私にとって、育児は想像を絶するほど大変なものでした。
それなのに夫は、まるで他人事のようです。
ギリギリの夫婦関係

挙句の果てに、私の態度が悪いと…。
「出会った頃はもっと可愛げがあった」など言う夫。
(家事と育児はほとんど全部私がやってるのに…)
(なにが不満なのよ)
夫に対する感情は冷めていくばかりです。
いつの間にか愛情のなくなった夫婦関係に悩む毎日でした。
しかし「まんまー」と笑顔の娘を見ると、私の心は慰められました。
娘の笑顔のお陰で、ギリギリ夫婦関係を保っていられます。
最後に
強い感情が出ているときは、自分の負担を一時的に軽くする工夫が有効です。
短時間でも1人になる時間を確保したり、やることの優先順位を見直すことで、気持ちの波は落ち着きやすくなります。
そのうえで、夫には具体的な行動単位で協力してほしい内容を伝えることが現実的です。
できていない点の指摘だけでなく、任せたい範囲を明確にすることで認識のずれを減らせます。
感情を抑え込むのではなく、扱い方を整えながら関わり方を調整していくことが必要です。
作画:べにたけ
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
