家庭内での嫌がらせが続くと、注意や話し合いだけでは通じず、強い手段で変えさせたいと考えてしまうこともあるかもしれません。
幼稚に見える行動でも、繰り返されるほど負担は大きくなり、日常の安心が揺らいでいく場合があります。
ただ、力で相手を変えようとする方法は、関係をさらにこじらせるおそれもあります。
本当に必要なのは、相手をねじ伏せることなのか、それとも別の整え方なのかを見極める視点ではないでしょうか。
今回は、強い対処を考えるほど追い詰められた状況から、対応を見直した女性の体験談を紹介します。
幼稚園のママ友会へ

私はパートをやめさせられてからというもの、外との接点が減っていました。
今日は幼稚園のママ友会。
久しぶりの外出に、自然と気合が入ります。
初対面の人もいるらしいので、私はいつもより丁寧に身支度を整えていました。
そこへ夫が洗面所に入ってきました。
「お前がそんな気合い入れたところで…」

どこへ行くのかと聞いてくる夫に、幼稚園の集まりだと答えます。
すると、なぜか夫が笑い出したのです。
「お前がそんな気合い入れたところで、元がそれじゃ意味ないだろ」
「…は?なんか言った?」
あまりに失礼な言い草に、私は振り返りました。
しつこくイヤミを言う夫

「…いや?別に〜」
夫はまったく悪びれずニヤニヤするばかりです。
(なんなの…こいつ)
イライラしていると、私が化粧をするのを楽しそうにはやし立て始めました。
「どうした〜もう化粧はいいのか?無駄なあがきはやめたのか〜?」
(うざいな…)
私は夫に反応するのはやめて洗面所を出ました。
夫の本性が見えてくる

私が不機嫌になったのがさらに面白いのか、夫は私を追いかけて「どうしたんだよ?シワが増えるぞ」と言います。
あまりのしつこさに、私は思わず舌打ちしました。
「え…?ど、どうした?」
私が本気で怒っているのを察したのか、夫の顔色が変わりました。
無視無視!

(黙っていたら言いたい放題…あーむかつく!!)
私は夫を相手にせず、無言で扉を閉めました。
デリカシーがまったくない夫に「一緒にいると疲れる…」と、心底うんざりした朝でした。
最後に
強制的に変えようとするよりも、行動に対する結果をはっきりさせる関わり方が現実的です。
嫌がらせがあった際はその場を離れる、対応をしないなど、反応の仕方を一定に保つことで無駄なやり取りを減らせます。
同時に、どの行動が許容できないのかを具体的に伝え、守られない場合の距離の取り方も決めておくことが必要です。
相手の変化だけに期待せず、自分の生活を守る基準を整えることが、状況の悪化を防ぐ一つの方法と考えられます。
作画:水玉めろ
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
