体調を崩したときは、家族の気遣いや助けが心身の支えになるものです。
しかし、妻の体調不良を気にかけることなく、自分の空腹や欲求を優先し、食事を独り占めしたり配慮のない行動を繰り返したりする夫がいると、安心して休むことさえ難しくなってしまいます。
こうした問題は、食べ物のことだけではなく、家族への思いやりや責任感にも関わるものです。
我慢を続けるほど負担は積み重なり、不満や不信感が深まることもあるでしょう。
今回は、妻の体調不良にもかかわらず自分本位な行動を続ける、いわゆる食い尽くし夫との生活に悩んだ体験談を紹介します。
夫の食い尽くしに悩む妻

ずっと胸の中にしまっていたことを、私は友人に電話で打ち明けました。
私はずっと、夫の食い尽くし癖に悩んでいたのです。
愚痴をこぼしたことを謝ると、友人はむしろ夫に怒ってくれました。
「いやいやいや!ただの食いしん坊じゃなくて思いやりが欠けてるってことじゃない?」
思わぬ彼女の返答に、私は思わず聞き返します。
「ちょっと無神経だなと思っちゃった。普通は誰かと一緒に食事してたら、その人の分のおかずは食べないでしょ?」
健全じゃないよ

私は、彼の無神経な行動を「食いしん坊」という言葉で誤魔化して見て見ぬふりをしていたのです。
私はそれでも「私が我慢すればうまくいくのかなって…」と告げました。
すると友人ははっきりと教えてくれました。
「まり?聞いて?どっちかが我慢して成り立つ関係なんて健全じゃないよ」
先のことを考えるようになった

私は友人との電話をきっかけに、先のことを考えるようになっていました。
しかし、考えすぎたせいか、だんだん体調が悪くなり、翌日には高熱を出していました。
メシまだ?

寝ていると、夫の声で起こされます。
「メシまだ?」
熱があって今日は作れないと伝えると、夫の表情が一変しました。
「じゃあ誰が俺のメシ作るんだよ 勘弁してくれよ!」
(ええ…)
看病をする気など微塵もないその様子に、私はゾッとしました。
わがまま…?

それでも外で買ってきてほしいとお願いしましたが、夫は一切聞く耳を持ちません。
「俺が手作り以外の味嫌いだって知ってるだろ。わがまま言ってないでそれくらいはやれよ」
(わ、わがまま…!?)
私はフラつく体に鞭打ち、なんとか立ち上がりました。
具合の悪さが悪化した

私はどうにか、夫のためのチャーハンと自分用のお粥を作りました。
お粥を多めに作ったのは、明日の朝まで食べられるようにするためです。
でも無理をしすぎたのか、気持ち悪くなってしまい、食べるより先に寝ることにしました。
作っておいたお粥を夫に食べられた

2時間ほど眠ると、少しだけ体がらくになりました。
お粥を食べようと鍋を開けると、跡形もなく空になっていたのです。
(まさか…!)
テレビの前でくつろぐ夫は、こちらを一瞥して言います。
「なぁーお粥味なくない?熱で舌バカになってないか?」
夫の思いやりのない行動の数々に、私は膝から力が抜けるようでした。
熱は下がってきた

翌朝、体温計は平熱を示していました。
しかし、昨夜の夫の言動を思い出し、寂しい気持ちが蘇ります。
愛なんて最初からなかった

「昨日のことでわかった…もう陸は私のことを愛してないんだ…」
そのとき、はたと気づきました。
(いや違う…!愛なんて最初からなかったんだ…!だって彼は…私の料理しか見てなかった…!私がずっと片思いしていただけだったんだ!)
こんな生活もうやめよう

私は途端に虚しくなりました。
(もう…やめよう、こんな生活…)
職場に体調不良の連絡を入れ、夫と決別するための支度を進めます。
友人のお陰で、ようやく自分の気持ちに正直になれた気がしました。
最後に
まず大切なのは、体調が悪いときでも必要な食事や休息を確保できる環境を整えることです。
そのうえで、食べ物の量だけではなく、配慮のない行動によってどのような負担が生じているのかを落ち着いて伝えることが必要でしょう。
また、食事の取り分や買い置きの管理など、家庭内のルールをあらかじめ決めておくことで、同じ問題を繰り返しにくくなる場合があります。
それでも自分本位な行動が改善されない場合は、無理に我慢を重ねず、自分の健康や安心を守ることを優先する視点も欠かせません。
互いを思いやる姿勢を家庭の基準にすることが、穏やかな生活につながるでしょう。
作画:吉村アヤ
※この記事は一部AIを使用し作成しています
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
