外出先では、誤解や勘違いによって不当な疑いをかけられることがあります。
特に子どもが理不尽な対応を受けた場合、強い戸惑いや怒りを覚えるのではないでしょうか。
その場を穏便に収めようとする気持ちも理解できますが、子どもの心を守るためには親が落ち着いて状況を確認し、適切に対応することが大切です。
子どもは大人の対応を通して、自分が大切にされているかを感じ取ることもあります。
今回は、店で娘が理不尽に疑われ、親として対応を迫られた体験談を紹介します。
そこの子、待ちなさい!

スーパーで娘と買い物を終え、退店しようとしたときです。
突然、女性店員に呼び止められました。
「隠してるものあるよね!?」
鋭い目で睨みつけられ、娘はびくりと肩を震わせます。
何するんですか?

抵抗する娘の手を、ぐいと引っ張る女性店員。
「こっち来て!」
戸惑う娘に、私も慌ててついていきます。
ポーチ盗んだでしょ

女性店員は娘の前に立ちはだかり、鋭い口調で言いました。
「あんた、ポーチ1個盗んだでしょ」
私は否定しますが、女性店員は聞く耳を持ちません。
「おばさんに聞いてない!このガキに聞いてんの!」
なんの騒ぎ!?

娘が涙をこらえながら否定する中、店員はさらに声を荒げます。
「嘘つくな!あんたが通ったあと、1つ消えてたんだよ!」
すると、騒ぎを聞きつけた店長が駆けつけました。
「私ずっと見てました!この子はやってません!」
必死に訴える私に、店長は状況を確かめようとします。
「加藤さんは盗んだ瞬間を見たの?」
防犯カメラで確認

自分の非を認めたくない女性店員は、一方的な主張を続けます。
「盗む瞬間は見てないですけど…
この子がいる間に他のお客様が通ってないのは確かです!」
埒が明かないと判断した店長が、防犯カメラの確認を申し出ました。
触ってもいない

映像は、娘が商品に触れてすらいないことを映し出していました。
「触ってもいないようですね…」
「えっ!?そんなハズ…」
ポーチが落ちただけ

陳列棚からポーチがひとりでに転がり落ちる様子も映っていました。
「ひとりでに転がって…下の棚のポップの裏に入ったようですね」
店長の説明に、女性店員は顔色を変えました。
ようやく誤解が解けたことに、私はほっと胸をなでおろします。
紛らわしいことしないで!!

しかし、女性店員は非を認めずにこちらを責めてきたのです。
「紛らわしいことしないでください!!」
理不尽な言い分に呆れながらも、私は娘を連れて店を後にしました。
散々だった

私は夫に今日の出来事を伝えました。
「店員に景品を盗んだって疑われたの!
誤解はとけたけど、謝りもしないし散々だったんだから!」
夫は驚いた様子を見せながらも、どこか信じきれない顔をしています。
「本当に?そんな子じゃないと思うけどな〜…」
夫とあの女性店員は、仕事関係で顔見知りなのです。
本社に連絡を…

苛立ちが抑えられず、夫に日頃の女性店員の態度についても訴えます。
「あなたは知らないだろうけど普段からだってひどいのよ?
態度が悪いなんてレベルじゃないの!今から本社に連絡を…」
スマホを取り出した私を見て、夫の顔色が変わりました。
「えっ本社!?お前…やめてくれよ…こんなこと言いたくないんだけどさ…」
歯切れの悪い夫の様子に嫌な予感がよぎった私。
疑われることしたんだろ?

「万引き犯扱いされたの、めぐみが悪いんじゃない?」
私はその言葉に耳を疑いました。
「どうせ疑われるようなことしてたんだろ〜?」
そう言ってへらへらと笑う夫に、私は動揺を隠せません。
子どもは何するかわからないから…

呆れて言葉を失う私をよそに、夫は畳み掛けてきます。
「子どもは何をするかわからないから
優しい彼女でも自分が作った陳列なら警戒するだろ」
「…景品がひとりでに落ちるような陳列をするのもどうかと思うけど」
「おいおい無茶言うなよ!ポーチはさすがに難しいって!」
娘を守るどころか女性店員の肩を持つ夫。
さらに私は、自分が話していないことまで夫が話しているのに気づきました。
これを機に夫と女性店員の周辺を調査し、浮気をしていることを確認。
夫は私が話す前に、女性店員との逢瀬で事の顛末を知っていたのでした。
浮気していたこと、何より娘ではなく女性店員を庇ったこと…。
到底許せるはずがないのでした。
最後に
理不尽な疑いをかけられたときは、事実を1つずつ確認する姿勢が大切です。
子どもの前では、安心できるよう声をかけながら状況を整理するとよいでしょう。
対応に問題があると感じた場合は、その場の責任者へ冷静に説明を求めてみてください。
何より大切なのは、子どもが不当な出来事によって自分を責め続けないよう、帰宅後も気持ちを受け止めて安心できる環境を整えることです。
作画:ヨコヤ
※この記事は一部AIを使用し作成しています
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
