電車や新幹線の指定席は、落ち着いて過ごせるはずのものです。
ところが、思い込みや確認不足が重なると行き違いが起きることがあります。
特に夫婦で同じ認識を持っているつもりでも、座席番号を正確に確認していなければ、周囲を巻き込む事態になってしまうかもしれません。
今回は、指定席を巡って夫婦それぞれが自分の席だと主張し、車掌の案内によって状況が一変した体験談を紹介します。
誰かが座ってる?

夫との旅行中、予約した指定席の車両に足を踏み入れます。
すると、そこには見知らぬ男女が座っていました。
「ここって私たちの席だよね…」
そうつぶやくと、夫も顔をこわばらせて頷きます。
「とりあえず私声かけてみるね」
覚悟を決めて、席に座る男女に近づいていきました。
声をかけると

勇気を出して声をかけます。
「ここ私たちの席なんですが、お席間違っていませんか?」
そう伝えた途端、男性が身を乗り出してきました。
「はあ?なにを言ってるんだ?」
いいがかりはよしてくれ

「いいがかりはよしてくれ!」
そう息巻く男性に対し、夫は努めて冷静に言い返します。
「いいがかりではなくて、本当にここは僕たちの席なんです」
女性の方も納得せず、金切り声で責め立ててきました。
(なんなのこの人たち…)
車掌さんを呼ぼう

(楽しくなるはずの旅行なのに、雲行きが怪しくなるなんて…)
そう思っていると、夫が意を決したように言いました。
「しょうがない、車掌さんを呼ぶか…」
夫が車掌を呼びに走っていった直後…。
男性がこちらに向かって声を上げたのです。
「おいあんた」
目障り…!?

「いつまでここに突っ立ってるつもりだ。目障りだぞ」
男性は苛立たしげに私を睨みつけました。
女性もシッシッと追い払おうとします。
「はあ!?」
あまりの態度の悪さに、声を上げたそのときでした。
夫が車掌を呼んできてくれたのです。
切符を見て…

切符を確認した車掌が、静かに告げます。
「お客様、こちらの席はこのお2人から
ご予約いただいたお席となっております」
その途端、2人は驚愕の表情を浮かべました。
間違えていたのは…

「お客様方のお席はあちらの車両でございます」
車掌はそう言って隣の車両を示しました。
男女は気まずそうに荷物をまとめ始めます。
「ようやく座れそうだな」
夫の声に頷きながら、私はほっと胸をなでおろしました。
呆れた捨て台詞

移動の準備をしながら、文句をこぼしている男性。
「なんで俺らがこんな…」
そしてすれ違いざま、男性は私に捨て台詞を吐きました。
「間違ってるならそう言えよ」
落ち着いて!

謝罪するどころか、横柄な態度を崩さない2人。
「なんなのあれ!?」
私は家族旅行ということも忘れ、声を荒らげそうになるのでした。
最後に
座席番号だけでなく車両や列なども確認しておくと、行き違いを防ぎやすくなります。
相手と認識が食い違った場合も乗車券や予約画面を確認し、分からなければ乗務員に尋ねてください。
事実を確認してから対応する姿勢が、余計なトラブルを避けることにつながるでしょう。
作画:omoti
※この記事は一部AIを使用し作成しています
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
