子どもが夢中になって取り組んでいることは、本人の個性や成長にもつながる大切なものです。
しかし、家族であっても考え方が違えば、よかれと思って伝えた意見が押しつけになり、子どもの気持ちを傷つけてしまうこともあります。
今回は、息子の好きなスポーツを否定する義母に振り回された体験談を紹介します。
サッカーをやりたい息子に義母は…

私は夫と息子、義母との4人で暮らしています。
その日、息子は部屋でサッカーボールを磨いていました。
すると、義母が勢いよく怒鳴り込んできたのです。
「あんたサッカー始めるんだって!?」
息子が「え、うん」と戸惑っていると、義母は語調を強めました。
「サッカーなんかやめなさい!」
「え!やだよ!」
野球をやりなさい!

怯む様子のない息子に、義母は続けます。
「あのね!あなたのパパは野球がとっても上手だったの!」
「だからあなたも野球をやりなさい!」
しかし息子は落ち着いた声で言い返しました。
「俺は野球じゃなくてサッカーがしたいんだよ。お父さんが野球上手でも関係ないし」
正論を返されても、義母は引きません。
サッカーなんて地味?

「サッカーなんて地味じゃない!ヒロキが目立たないわよ!?野球も団体戦ではあるけどボールを打てばヒーローになれるの!なんならピッチャーだったら…」
なおも熱弁を振るう義母に、息子はまっすぐ向き合います。
「おばあちゃん。野球はかっこいいし楽しいとは思う。でも俺はサッカーがしたいんだ」
息子はあくまで冷静に、自分の意思をはっきりと伝えました。
ボールを捨てられた

すると、義母は苛立ちに任せ、息子の手からサッカーボールを強引に奪い取りました。
「なによ!もう!!」
そのままゴミ箱のふたを開け、思い切り投げ入れます。
「こんなもの!」
大切なボールを捨てられ、息子はショックを受けました。
私はその話を聞き夫に相談しましたが、夫は義母の味方をするばかり。
私はそんな夫と義母に愛想を尽かし、反撃を決意したのです。
そして…

義母には、ヒロキがお腹にいたときから、親のいない私にたくさんのことをしてもらった恩がありました。
産後もお世話になり、帰りの遅い夫婦に代わって息子の面倒まで見てくれていたのです。
苛立つことは多かったものの、その恩から、旅行費用はいつも私が払っていました。
理解できませんでした?

しかし、夫はそれを自分の手柄にしていたのです。
離婚をしてしまえば、私が義母にお金を渡す義理はありません。
「今後、旅行はできませんね」
形勢の悪さを悟った義母は、焦ったように1人で息子を育てられるのかと問い詰めてきました。
その剣幕にもひるまず、私は淡々と言い返します。
「人の話聞いていませんでした?」
「それとも理解できませんでした?」
夫の収入には頼ってない

「私の稼ぎだけで十分養えます」
「数年前から夫の収入にはほとんど頼っていませんので」
生活費も旅行費用も出せるほど、私には稼ぎがあります。
夫のお金で生活が回っていると思い込んでいた義母は、私が明かした秘密に「え…」とフリーズ。
呆然とする義母を横目に、夫は乱暴に立ち上がると息子の肩を掴んで詰め寄りました。
「お前はお父さんがいないと寂しいだろ!?」
今まで散々義母の肩を持っていた夫。
しかし立場が悪くなった途端、息子の同情を誘ってきたのでした。
最後に
子どもの好きなことや挑戦したい気持ちは、周囲の都合で一方的に否定されるべきではありません。
家族から強い意見を向けられても、まずは子ども本人の希望を尊重し、親として守るべき範囲を明確にすることが大切です。
持ち物を勝手に処分するなどの行為には、してよいことといけないことを具体的に伝え、同じことが起きないようルールを決めておく必要があるでしょう。
作画:古賀映美
※この記事は一部AIを使用し作成しています
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
