遠く離れた場所で暮らす相手に、どうやって気持ちを伝えればいいのか。
距離があるほど、節目の場面には思い切った演出をしたくなるものです。
けれど、つい口をついて出た軽い冗談が相手の心に深く刺さることがあります。
もしその言葉が、何年経っても消えずに残り続けたらどうしますか?
冗談のつもりで言った一言が…
同じ出身の私たち夫婦。
当時妻は仕事の関係で単身赴任していて、2年間という期限つきの社内異動だったんです。
そのため、いわゆる遠距離恋愛の状態でした。
私は春休みを取って妻の赴任先に遊びに行くことを口実に、おしゃれなバーに協力をお願いしてサプライズでプロポーズを計画。
泣きながら「OK」の返事をくれた妻の顔は、今でも忘れられません。
それから3ヶ月後、今度は妻が帰省することに。
当時の私はひとり暮らしをしていたので、妻はそのまま私の家に来てくれたんです。
家に泊まったその日の夜、妻から私にサプライズ返しがありました。
妊娠検査キットの表示を見せながら「妊娠したみたい」と言われたのです。
突然の知らせにすごく戸惑ったものの、心当たりがないわけでもありません。
だから私は、喜んでその事実を受け入れました。
そして興奮が落ち着いてきた頃、私は冗談のつもりで「ほんとに俺の子?」と聞いたんです。
その瞬間、妻は激怒して号泣し、正直なところ「そこまで泣くかな?」と思うほどの取り乱しようでした。
それから数日間、2人でいる時間はまさに地獄のようで…。
プレゼント攻勢でどうにか機嫌を直してもらえました。
その後は一緒に病院へ行き、妊娠を確定させたのです。
嬉しさのあまり、病院でもらった子どものエコー写真を持って、それぞれの実家へ報告。
そして現在、妻は自分の都合が悪くなると当時のことを持ち出してきます。
私を黙らせる最後の一言として「あのとき、なんて言ったっけ?(笑)」と言い…。
私も私で、そのことを言われたら何も返せなくなるんです。
16年前のちょっとした発言が、今の夫婦の力関係にいまだに影響を及ぼしています。
たぶん、妻が年を取って忘れるまでこのままのような気がしていて、いっそ記憶をなくしたフリをしてなかったことにしたいくらいです。
(50代/男性)
最後に
人は緊張をほぐそうとして軽い冗談を口にしてしまいがちです。
けれど相手にとっては、その冗談は信頼を疑われたように響いてしまいます。
だからこそ大きな節目の場面では、まず「ありがとう」「嬉しい」と素直な気持ちを言葉にしてから、落ち着いて先のことを話すようにしたいものです。
もし口を滑らせてしまったなら、相手の気持ちに寄り添って謝る姿勢がその後の関係を守るでしょう。
(Grapps編集部)
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
