夫婦で出かける旅行は、日常を離れて気分をリフレッシュできる貴重な時間です。
しかし、旅先では普段の生活では関わらない人と接する機会も多く、思いがけないトラブルに巻き込まれることもあります。
特に、周囲への配慮に欠ける迷惑客に遭遇すると、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまうかもしれません。
相手の言動に振り回されると、夫婦の間にも気まずさが生まれる場合もあるでしょう。
そんなとき、感情的にならずに自分たちの時間や安全を守るには、どのような対応が必要なのでしょうか。
今回は、旅行中に迷惑客に遭遇した夫婦の体験談を紹介します。
料金に納得いかない客

夫と観光地のホテルに泊まり、夕食のブッフェに来たときのことです。
男性客が伝票を手に店員へ詰め寄っているところに出くわしました。
「ブッフェ料金は5000円だろ!?それなのになんで1万円もするんだよ!?」
それに対し、店員は落ち着いた様子で言います。
「お客様は再三にわたり注意したのにもかかわらず、大量の食べ残しをされましたよね?」
周囲も困惑

見れば、ブッフェで料理を独占していた客でした。
「うわ…あの人、散々揉めながら料理を取るだけ取っておいて、残したんだ…」
「嫌な人だな…」
夫と様子を見ていると、男性客は店員に向かって逆ギレし出したのです。
「腹がいっぱいになったんだから仕方がないだろ!?」
悪質な食べ方

「それとも吐くまで食えって言うのかよ!?」
男性は興奮して呼吸を荒くしながらまくしたてます。
しかし、店員は毅然と言いました。
「そうは言っておりません。しかしお客様の食べ残しは悪質です」
男性の怒りは収まりません。
「てめぇ何様だ!?責任者を呼んでこい!」
客は逆ギレ

しかし、目の前にいる店員こそがレストランの責任者でした。
男性客はそれに怯まず言い返します。
「じゃあこのレストランはイカれてんだな!?ブッフェなんだからどれだけ残そうがいいじゃねーか!」
男性客の身勝手な主張に、周囲の客も戸惑っている様子です。
店員は男性に告げました。
「よくありませんし、最初に説明いたしましたよね…」
事前に説明があった

「チェックインの際にもこちらの注意事項をお渡ししました。食べ残した場合は追加料金をいただくと記載してあります」
そこには「食べきれない量のお食事を取るのはご遠慮ください」「食べ残しをされた場合は追加料金をいただきます」と明記されています。
確固たる事実に、男性客はゾッとしついに言葉を詰まらせました。
やっと食事を楽しめる

ようやく騒ぎがおさまり、私たちは楽しい食事に戻りました。
「なんかすごい人だったね…」
私が苦笑いすると、夫も「うん…なんというか…自業自得だね…」とうなずきます。
(さすがにもうトラブルはないでしょ)
そう思い、気を取り直して旅行を楽しむことにしました。
夜景を見に行くことに

夕食の後は、夫と夜の観光地を歩くことにしました。
「夜だけど結構人がいるんだね〜」
「やっぱり観光地だけあるな〜」
にぎやかな通りを歩いていると、ふと思い出します。
「そうだ!この近くに夜景がすごく綺麗に見える場所があるんだって!」
夫も「いいね!見にいこう!」と乗り気でした。
カップルだらけ

着いた展望スペースは、人であふれていました。
「夜景もすごいけど、人の多さもすごい…しかもカップルばっかり…」
「ロマンティックだもんね」
しかし、人混みに負けてはいられません。
「夜景をバックに写真撮ろうよ。せっかくだし!」
夫も笑顔で応じてくれました。
人混みが…

撮影場所を探していると、奥に人だかりが見えました。
「ん?なんだろうあの人混みは?」
夫が首をかしげたそのとき、集団から声が聞こえてきます。
「早くしてくれよ〜!」
「さっさとどいてくれ!」
何やら穏やかではない空気です。
なにかに怒っている

「なんかみんな怒ってるね…」
「なにがあったのかな…」
夫と顔を見合わせながら、人だかりの中心をそっとのぞきます。
そこにはいちばんいい場所を占領する一組のカップルがいました。
「あ〜違う違うこれじゃないわ〜」
彼女の方が、スマホをのぞき込みながら言います。
夜景を独占するカップルが…

彼女は彼氏に撮影のやり直しを指示しました。
「え、また撮り直し?」
「当たり前でしょ!!ぜんっぜん盛れてないじゃん!もっと背景を活かしつつ、私がちゃんと盛れるように撮ってよ!」
しかし周囲からの苦情の声も上がっています。
「いい加減にしろ!」
「何度撮れば済むんだよ!?」
写真に納得いかない彼女

その声を聞き、彼氏は丁寧に彼女を諫めました。
「ねえ…ほかの人の迷惑になってるし、もうやめようよ」
しかし彼女は「うるさい!」と聞く耳を持ちません。
「SNS用の新しい写真を撮るまで無理!つーかあんたがちゃんと綺麗に撮れば済む話なんだけど!」
何度も写真を撮り直し…

「なにあのカップル…」
夫と私が小声で話していると、居合わせた客が教えてくれました。
「あそこで何度も写真を撮り直してるんだよ」
「そのせいであの場所で写真撮りたい人たちが迷惑してるの」
スタッフを呼んでくることに

「俺、ここのスタッフ呼んでくるよ」
夫はこの事態を見て、スタッフを呼んでくると言い、この場を離れました。
その間も、問題のカップルたちは撮影を続け、まだ彼女は満足できないようです。
「あー!!もう!違うって!もっと下の角度から撮ってってば!」
わがままを繰り返す彼女に、彼氏は急に黙り込みました。
流石に我慢の限界に達した彼氏は、彼女を公開処刑にすることにしたのでした。
最後に
旅行先で迷惑な行動を取る人に遭遇した場合、無理に注意したり、相手を納得させようとしたりする必要はありません。
状況によっては距離を取り、施設のスタッフに対応を任せることも有効です。
夫婦で行動するときは、どちらか一方が無理をして対処するのではなく、お互いの気持ちや安全を優先することが大切です。
状況に応じて対応を切り替え、安心して過ごせる環境を守ることが、旅行を楽しむためにも必要でしょう。
作画:藤田
※この記事は一部AIを使用し作成しています
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
