

白湯とは「飲むことを目的とし、お湯をぬるく冷ましたもの」。
赤ちゃんや体の弱っている人が飲むものというイメージがある人も多いと思いますが、有名女優やモデルたちをはじめとし、美容の為に取り入れる人が増えてきています。
実際、インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、白湯は「バランスの取れた消化剤」として大変重宝されていて、日常的に飲まれています。






ただのぬるいお湯=白湯ですが、これを飲むことで内蔵が温まり、様々な嬉しい効果があります。
・基礎代謝を上げ脂肪燃焼させる
内臓機能が温められ基礎代謝が良くなり、脂肪燃焼効果が高まります。
内臓温度が1度上がると、基礎代謝は10~12%良くなると言われています。
・デトックス効果
内臓機能が温まり活発になると、消化作用が促進され、老廃物を排出する効果が高まります。
・冷え性改善
白湯を飲むことで胃や腸が温まり、新陳代謝が上がり、体に熱が作られます。
冷え症の人や、夏に冷たい飲食やクーラーなどで体が冷えてしまっている人の冷え取りにも効果的です。
・便秘解消
老廃物の排出がスムーズになるので、便通がよくなります。
便秘が解消するということは、ポッコリお腹や肌荒れも改善できます。
・むくみ解消
血液やリンパの流れが良くなることで、体内に溜まった水分が尿として排出されやすくなります。
尿量アップによりトイレにいく回数が増えるので、むくみの解消効果があります。
・内臓の疲労回復
内臓が温まるので、弱た内臓の動きを活発化させます。
飲み過ぎ、食べ過ぎ、ストレスなどで、胃腸が弱っている人にオススメです。




出典:kanakana311
(2)ブクブク沸騰したら、やかんのふたを取り、湯気が上がるようにする。
(3)火を弱め3〜10分間沸かし続ける。




ゆっくりすするように飲む
血行をよくするためにも、一気に飲まないで、時間をかけて少しずつ飲みながら体を温めます。
起床時
朝起きてすぐに1杯、100~150ccほどの量をゆっくりと飲みます。
睡眠中に失った水分の補給と、体を内側から温め代謝を上げる効果、腸を刺激してぜん動運動を促し便通を良くする効果もあります。
食事中
食事中の飲み物として白湯を飲みます。
量は100~150cc程度。食べた物の消化吸収を助ける作用があります。
就寝前
眠る前にも白湯をゆっくりと体に染み込ませましょう。量はやはり100~150cc程度。
副交感神経が優位になりリラックスできるので、質の良い眠りが得られます。
より効果を求める人は、朝昼晩にコップ1杯ずつ飲むといいですが、飲み過ぎると毒素だけでなく栄養素も流れてしまうので、一日コップ4杯以下(800ml)にしましょう。
また、入浴前に白湯一杯を飲むと、汗をかきやすくなり、デトックス効果があります。