ビールの独特の香りや苦味、泡立ちは、ビールの原料として使用されているホップと呼ばれる毬花の成分から生まれるものです。実は、このホップは薬用のハーブとしても非常に優秀でイライラを解消したり、ダイエット作用もあるとして非常に人気が高いサプリメントです。
ホップとは?
アサ科の多年草つる性植物で、雄株と雌株が別々に存在しています。受精してしまうと独特の苦味や香りが劣ってしまうため、未受精の雌株のホップのみをビールの原料やハーブとして使用しています。リラックス作用をもたらし、女性特有のイライラを解消したり、近年ではダイエットが期待できると注目されている成分です。
ホップの効果とは?
・リラックス作用
ホップは鎮静作用があるため、神経に働きかけイライラや不安などを解消することで、リラックス効果が期待できます。アーユルヴェーダでも古くから不眠の薬として用いられてきました。
・ダイエットに
ビール独特の苦味成分であるイソフムロンには脂肪の代謝を促進させたり、コレステロールや中性脂肪の蓄積を抑制することで、お腹周りの脂肪を減らしてダイエット効果を発揮するのです。また、善玉コレステロールを増加させることで、動脈硬化などの生活習慣病の予防も期待できると言われています。
・女性特有の悩みを解消
ホップには女性ホルモンと同様の働きをする フィストロゲンが含まれているため、女性ホルモンのバランスを整える事で、生理前のイライラであるPMSや更年期特有の症状、肩こりや手足の冷え、肌荒れなどの悩みを改善することが期待できると言われています。
・不眠症でお悩みの方に
神経に働きかける鎮静作用のあるホップは、イライラや不安を解消してくれるために、不眠症の改善が期待できると古くから不眠治療として使用されてきたハーブです。
出典:Better Marche(ベターマルシェ)