大人女子のためのWebメディア
検索
2018年01月25日更新

元タカラジェンヌの美肌に効く健美食生活

元タカラジェンヌの美の秘訣とは? 筆者は、玲有希(れい・ゆうき)として83期・雪組男役で活躍し、2002年11月に退団後に結婚。現在は1児の母であり、妊活料理研究家、食育アドバイザー。健康と美をテーマにした健美食について語ります。

元タカラジェンヌが伝授!健美食とは?

「食」をおいしく食べて「美」しく「健康」になるのがテーマです。
早寝早起きを基本に、規則正しい生活をすることを大切にしている。

 

日々当たり前の「食」が、「美」と「健康」を作る

きちんと食べること以外は、周りに驚かれるほど肌のお手入れに無頓着です。それでも今はとても元気ですし、肌が荒れることもありません。
私が大切にしていることは、「朝食をしっかりとる」「夕食は早めにとる」ということです。
夜寝る前に食べると、睡眠の妨げになります。夜は軽めの食事でよく眠って、朝は早起きをする。この規則正しい生活を当たり前に行っていくことで、健康や美肌が作られていくと思っています。
宝塚時代はスケジュールがハードで、夜遅くに食事をすることも多く、とにかく不規則でした。肌のトラブルも結構あったので、生活リズムを整えることの大切さを実感しています。
あと「地産地消」を意識して、旬の地元でとれた食材を使うようにしています。

食べられなくなった経験が「食」の大切さを知るきっかけ

もともと食べることも料理を作ることも好きで、宝塚を退団後に結婚してからは、家族を思って料理を勉強していました。
しかし、3年前、大事な人を亡くし、私自身が食べられなくなってしまいました。体重はどんどん減って、体の皮膚がボロボロと剥けるような状態になりました。
当時は黒い服ばかり着ていたので、剥けた皮膚が黒い服に白く染みのように付いてしまうほどでした。

それでも、食べ物を受けつけられなくて、病院で栄養剤や点滴を処方してもらったりしたのですが、なかなか改善しませんでした。
そんな状態から時が経って、ようやくスープを口にすることができたとき、本当においしいと感じたのです。食事がとれるようになったことで、気力と体力が出てきました。食が命を作る基本だと、つくづく実感しました。そこから本格的に「食」の勉強を始めて、食育アドバイザーの資格を取って今の仕事をしています。
人からよく「元宝塚の方が何で食を仕事にしているのですか?」と聞かれるのですが、自分が体を壊して気がついた「食」の大切さを伝えていければと考えたのがきっかけです。

ひと手間かけて丁寧に作ることが基本

食育アドバイザーを取ってから、さらに食の基本を学ぶために神戸の料理教室にも通いました。ここで学んだ大きなことは「ひと手間加える」です。
それまではどちらかというと、簡単にちゃっちゃっとできる料理を作ることが多かったのですが、この学校の先生は料理の何から何までひと手間かける指導を行っていました。
先生は料理屋さんの女将でもあるので、とにかく仕事が丁寧なのです。
下ごしらえひとつとっても、私が普段やっているよりはるかに手間をかけていて、ここまでやるのか、と驚くことがたくさんありました。一つ一つに手間をかけることで、料理がより美しくおいしくなっていくと学びましたね。

健康的な料理は、調味料の質と使い方にこだわる

一つ一つ手間暇をかけることと、調味料をいい物にすることにはこだわっています。
中でもいい油を取ることが大事で、生ごま油とオリーブオイルをよく使っています。
生ごま油は、白ごまを焙煎せずに石臼で絞ったもの。
ごまの香りがあまりなくて酸化しにくいので、生でかけても焼き物にも使いやすいです。
 

理想食材株式会社2,390

理想食材株式会社の公式サイトです。安心と安全を食卓に。
Photo:risoushokuzai.com
 
 
オリーブオイルはキヨエを気に入っています。オリーブジュースと言われるぐらい雑味がなくて食材が活きる感じがします。私はオリーブオイルをいつも食卓に用意していて、何にでもかけて使っています。
 
また、油でこだわっているのは、揚げ油を一度きりしか使わないことですね。一度使うと酸化しますので、もったいないのですけど。その代わり、お鍋に少なめのサラダ油を入れて揚げる工夫はしています。
他にも調味料は、田舎塩を使ったりして、いい物を選ぶようにしています。調味料は、神戸の決まったお店で買うことが多いですね。
せっかくいい調味料を使うのですから無駄にならないような方法も教えています。例えば、サラダのドレッシングは上からかけずに、ボウルに入れて野菜とあえてから出します。上からかけてしまうと下までドレッシングが行き渡らないので、追加でかけてしまって量をたくさん使いますから余分なカロリーを取ってしまいます。ひと手間かかるのですが、ボウルで和えればドレッシングが少量で済みます。ちょっとした日々のひと手間をかける習慣が大事だと思いますね。

子どもの健康や好き嫌いにも効く「健美食」

私は9歳の男の子を持つ母親ですが、食事にこだわることで体も肌も健康ですし、子どもも好き嫌いなくインフルエンザや風邪を引かないほど丈夫です。
子どもの好き嫌いは食材や味のせいだと思われるかもしれないのですが、実は調理のひと手間が足りないのが原因であることも多いです。
例えば、子どもは酢の物が苦手というイメージですが、三杯酢もダシからとって作れば、子どもは喜んで食べてくれます。手間暇をかけることで、味が優しくなるのですね。離乳食から普通の食事に変わるときから気をつけてやっていれば、きちんとした食事を好む子どもに育ちます。
食育は五感がすごく大事で、3歳までに味を覚えるので、小さい時の食事からひと手間かけて作るといいですね。

極端に走らずに、妊活料理はバランスが大事

食育アドバイザーになって自宅で料理教室を始めたのですが、生徒さんの半分は不妊治療をしている方でした。一所懸命に勉強されても妊娠しないと悩んでいたり、結婚自体が遅くて子供を早く作りたいと思っていたり、状況は様々でしたが、何を食べたらいいかアドバイスを求められることが多くなって、妊活料理を考えるようになりました。
私が妊活をされている方に一番にお伝えしたいのは「バランスをよくする」ことです。
妊活を頑張っている方は、本当に真面目で一途な感じがします。だから、イソフラボンがいいと聞けば、豆乳や大豆ばかり取り始める、という風に極端に走りやすいようですね。本当は、何を食べてもOKなのです。

不妊は病気ではないし、病人ではありませんから、とにかくバランスをよくすることを一番に考えたらいいと思います。
それと体を内側から温めるのも大切なこと。朝起きたら、一杯のお白湯を飲むことで内臓を温める習慣をつけていただいて、きちんと朝食をとることを心がけて欲しいです。料理も体を冷やさないものを選ぶようにするといいですね。
 

ストレスフリーで、心と体のバランス感覚を養う

今、私自身も気を付けているのがストレスフリーです。
不妊治療をされている方の多くが、極端なことに走ってまでも頑張ろうとする心の裏側には、否定的な感情があるように思います。
子どもができないことをどこかで自分の責任にして、責めてしまっているように感じます。こうしたストレスを完全になくすことはできなくても、自分を認めてあげることはできます。
妊娠しないのは、誰のせいでもありません。「妊活のために、料理を習いに今日ここへ来た自分を褒めてあげて欲しい」と生徒さんにはお伝えしています。自分を認めることで、少しずつでもメンタルが鍛えられて、心のバランスを取り戻せたら楽になれますよね。

メンタルを鍛えた、宝塚時代の厳しい経験

人間のストレスの原因のほとんどは、人間関係によるものと言われます。
人と自分を比べたり、他人の目が気になったりすると、心のバランスが崩れて、物事もうまくいかなくなると思います。
自分自身も、宝塚時代に人のことが気になって、どうしても他人と自分を比べてしまって、苦しんでいた時期がありました。それが、つらいと思っていたある日、それも突然なのですが、ふっと考えが変わりました。人は人だし、自分とは関係ないと割り切れたのです。「自分だったらどうするか、どうやったら楽になるか」。自分を軸にして、プラスの方向へ物事を考えるように、自然となっていきました。
入団して5年ぐらい経った頃でしたね。そこからは、考えすぎてストレスを自分から作り出さない思考に変わっていったと思います。

一日の健美食スケジュール

6時20分 朝食
(和朝食例)サラダ、納豆、みそ汁、おひたし、卵焼きか目玉焼き、ヨーグルト、フルーツ、スムージー
(洋朝食例)サラダ、野菜スープ、目玉焼き、パン、スムージー
6時50分 息子を送り出す
7時~ 仕事&家事
昼食は忙しくて取れないことが多く、息子の弁当の残り物かゆで玉子で済ます。
19時~20時 夕食
6~7品、常備菜と魚メインの食事が多い。絶対取るのが生のオリーブオイル
 

おすすめ万能ドレッシング

サラダに使うのはもちろん、キャベツやグリル野菜や炒め物にも合う。

4人分
オリーブオイル大さじ4
ワインビネガー(または酢)大さじ2
粒マスタード小さじ2
レモン汁小さじ1
塩コショウ適量

好きで続けることがストレスなく美肌を作る

頑張りすぎず、料理を作ることも食べることも好きになるのが「健美食」を続けられるコツです。
手間をかけるのを面倒に思ってしまうと、料理自体が嫌になってしまいますけど、作る楽しさを味わうことが、幸せに気付かせてくれると思います。
ぜひ料理を好きになって、作る幸せを感じていただきたいです。
それが、心のバランスを整えて、ストレスフリーでいられる秘訣でもあります。

この記事を書いた人:野村有佐(のむら ありさ)プロフィール

兵庫県宝塚市出身。1997年、宝塚歌劇団入団。玲有希(れい・ゆうき)として83期・雪組男役で活躍。2002年11月に退団後に結婚。現在は1児の母であり、妊活料理研究家、食育アドバイザー。セミナー活動や料理教室を開催している。

 

出典:美肌ラボ


ブックマーク LINEで送る

Grappsにいいね!して最新の情報を受け取ろう!

この記事を書いたライター

女性なら誰しも憧れる「美肌」になるための知識や情報に関する記事をまとめたメディアです。 美肌ラボ:https://www.tavelmout.jp/bihada/
アプリでGrappsが
サクサク読める♪

5000本以上の記事が読み放題♪悩める女性のバイブルGrappsを 電車の中でも移動中でも快適にチェックすることができます。