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2018年06月28日更新

放置してもよい?おねしょと夜尿症の違い

夜におしっこをしてしまう子どもは少なくないと思いますが、「子どものおもらしだから」と見過ごしていませんか?放っておけば治るケースが多いのですが、実は夜尿(やにょう)症であり適切な受診をすることで早く治せるということもあります。

おねしょと夜尿症の見極めが難しいところではありますが、違いはどのようなところでしょうか。また、治すためにどのような対策を取ったらよいのかを知っておきましょう。

1. おねしょと夜尿症の違いは年齢

まずは夜尿について知っておきましょう。「おねしょ」「夜尿症」などと呼ばれますが、寝ている時に知らず知らずの内におしっこをもらしてしまうことを総じて「夜尿」と言います。

その違いのポイントは年齢です。幼児期の夜尿を「おねしょ」といい、小学校入学前後以降の夜尿を「夜尿症」というのが一般的です。

夜尿は、夜眠っている間に作られるおしっこの量と、おしっこをためる膀胱の大きさとのバランスが取れていないために起こりますが、成長と共にバランスが取れるようになり夜尿をしなくなります。

 

● 赤ちゃん

まだ膀胱が小さく昼夜の区別なくおしっこが作られるので、一晩に何度もおしっこをします。

 

● 2~3歳

膀胱にためられるおしっこの量が増えてくると同時に、夜に作られるおしっこの量も減ってきます。その結果夜尿が減り、夜尿の割合としては二人に一人となります。

 

● 4~5歳

さらに膀胱が安定し夜間の尿量も減るので70~80%の子どもが夜尿をしなくなります。

 

6歳〜

小学校入学時に夜尿が見られる子どもは10~15%程です。小学校3年生で約8%、小学校5年生でも約5%いるとされる程、頻度の高い病気です。

2.夜尿症となるさまざまな原因

夜尿症の原因はさまざまですが、多くはこういった原因が複数見られることが一般的です。どんな原因があるのでしょうか。

 (1) 夜間の尿量が多い

夕方以降の水分摂取量が多い場合と、水分摂取量が適当であっても夜間の尿量が多い場合があります。夜間の尿量をコントロールするのに重要な抗利尿ホルモンは、昼間は分泌が少なく夜になると多く分泌されます。夜尿症の子どもは夜だけ抗利尿ホルモンの出方が悪いため夜間の尿量が多くなっていることがあります。

 (2) 夜間の膀胱容量が未熟

膀胱機能は子どもの成長とともに発達していき、4~5歳になると夜間トイレに一度も行かなくてよい程の量をためられるようになります。膀胱の機能が未発達で膀胱にためられる量が少ないと夜におしっこをしてしまいます。

 (3) 睡眠の影響

尿意で夜目覚める子どももいますが、睡眠が深いため尿意では覚醒できない子どももいます。睡眠が深いということは正常な状態ですが、夜間尿量・膀胱容量の増加と睡眠の質がどう関係しているのかは、まだ十分に解明されていません。

 (4) 心理的ストレス

半年から1年以上しなかった夜尿が突然始まる場合は、ストレスが原因の場合があります。強いストレスがかかると自律神経の働きが不調となり、夜尿の原因となることがあります。

3. 夜尿症を改善する原則と生活

夜尿症は子どもの性格や親の育て方とは関係なく、精神論などで改善できるものではありません。

治療の原則は「起こさず、焦らず、怒らず、ほめる、比べない」です。その上で、生活改善に取り組むことで治るケースが多くあります。まずは生活改善を心がけましょう。

 (1) 規則正しい生活をする

夜更かしや不規則な生活は夜尿を悪化させます。早寝早起きはもちろん、基本の3食もしっかりと摂りましょう。

 (2) 水分の摂り方に気を付ける

寝る前の水分はもちろん控えます。しかし水分は大切なので、朝食・昼食ではしっかり摂ります。昼食後は水分を控えめにし、夕食時以降はコップ1杯程度の摂取にとどめましょう。

 (3) 塩分を控える

塩分の摂り過ぎは、のどの渇きから水分の摂り過ぎにつながります。水分が適量であっても、おねしょの原因となりますので、控えましょう。

 (4) 夜中トイレに起こさない

本人が自然に起きた場合はよいのですが、無理に起こすと寝ている時におしっこをする習慣がつき、おねしょが治りにくくなります。

 (5) 寝る前にトイレに行く

トイレに行ってから寝るのはもちろん、布団に入っても30分以上寝付けない場合は再度トイレに行かせましょう。

 (6) 寒さ・冷えから守る

冷えることで膀胱が縮小します。寝る際の室温や服装で、寒さ対策をしっかりとしましょう。

 

私の息子は小学校に入っても夜おもらしをすることがあり、尿パッドをつけて寝かせていました。しかし本人にとって逆にプライドが傷つき、つけずに寝ることを希望しました。2日続けておもらしをする時などは親もストレスになりましたし、受診をした方がいいのか?と悩みもしましたが、尿パッドをつけることをやめてからは劇的に回数が減りました。

合わせて就寝前の水分摂取時間を早めたことで、今は全くしないというわけではありませんが10日に1度程度となっています。改善が見られなければ受診するのも手だと思いますし、少しずつでも改善していれば様子を見るのも良いと思います。

 

夜尿は本人にも家族にもストレスになることがあります。専門の治療を行うことで頻度を減らしたり、早く夜尿を卒業できるようになりますので、一度受診してみるのも良いでしょう。

受診する場合もしない場合も子どもにプレッシャーをかけないようにし、自然に生活をおくるように心がけましょう。

 


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この記事を書いたライター

専業主婦で1児男児の母。35歳で子供を授かり育児奮闘中です。出産の痛みに怯えていましたが、案ずるより産 むが易し。産むのは一瞬でした。しかし産んでからは体力勝負。待ちに待った可愛いわが子であっても思っていたのと違うと悩むことも多いです。子育てのかたわら、タティングレースのアクセサリーを作ってWEBや委託にて販売しています。これからお子さんを持とうという方たちへ、大変ながらも楽しい育児をお伝えすることで少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。◆ブログhttp://ameblo.jp/bettymoca ◆Facebookhttp://www.facebook.com/carinofilo
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